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就活

面接のお礼メール例文10選|送るタイミング・件名・返信まで解説

面接のお礼メールは何を書けばいい?
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2分

面接が終わったあと、お礼メールを送るべきか迷っている人は多いと思います。何を書けばいいのか、いつまでに送ればいいのかも分かりにくいところです。

この記事では、そのまま使える例文を10本用意しました。

*急いでいる人は、下の基本例文をコピーして、面接で印象に残った1〜2文だけ自分用に書き換えるところから始めると早いです。


急いでいる人向け|まずはこの例文

件名 【〇月〇日 一次面接のお礼】〇〇大学 山田太郎

────────────

株式会社〇〇 人事部 佐藤様

お世話になっております。 本日15時より面接のお時間をいただきました、〇〇大学商学部の山田太郎です。

本日は面接のお時間をいただき、ありがとうございました。

【ここを変更】佐藤様から、若手のうちから企画を提案する機会があると伺いました。提案がどのような手順で通っていくのかまでお聞きすることができ、入社後の仕事の進め方を具体的に知ることができました。

面接の前よりも、貴社で働きたいという気持ちが強くなりました。

まずはお礼をお伝えしたくご連絡いたしました。 引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

──────────── 〇〇大学 商学部 商学科 山田 太郎(やまだ たろう) 電話:090-0000-0000 メール:yamada@example.ac.jp ────────────

この例文の使い方

上の例文のうち、どこを自分の内容に書き換えるかを場所ごとに整理します。

変える場所

どう変えるか

【ここを変更】の2文

面接で実際に出た話に書き換えます

件名

日付と面接の種類(一次・二次・最終)を自分のものに

宛名・大学名・氏名・面接の時間

自分の情報に置き換えます

それ以外

どの企業に送るときも、そのまま使えます

注意|例文の数字や社名は仮のものです 記事内の例文に出てくる会社名・氏名・日付・期間(「約〇か月」など)は、説明のために置いた仮の設定です。実在の企業の制度ではありません。自分が面接で実際に聞いた内容と数字に置き換えて使うのがおすすめです。

書き換える部分に何を書けばいいか分からない場合は、「何を書けばいいか思い出せないとき」を先に読むことをお勧めします。


面接後のお礼メールは送るべき?送らなくても大丈夫?

お礼メールの送信を必須とする公的なルールはありません。

「送ると通過率が上がる」「送らないと落ちる」——就活サイトでよく見かける説です。とはいえ出どころをたどっていくと、お礼メールの有無と合否の関係を実際に調べたデータには行き着きません。有利になるとも不利になるとも言えない、というのが正確なところです。

そのうえで送るなら、評価を上げるための手段というより、面接のお礼を伝えるメールとして考えるほうが自然です。テンプレートをそのまま送るのではなく、面接で実際に出た内容を入れる——それだけで、テンプレートのままの文面より、自分のメールにしやすくなります。


面接のお礼メールはいつ送る?当日・翌日・夜の場合

就活サイトが挙げる基準はバラバラです。当日17時まで、20時を過ぎたら翌日、24時間以内——記事によって違います。基準がこれだけ割れること自体が、絶対的な正解がないことの裏返しです。時刻を追いかけるより、相手がいつ読むかで決めるほうが迷いません。

状況別に整理します。

面接が終わったのはいつか

どう送るか

面接後すぐに書ける

そのまま書いて送ります。相手の勤務時間内に届くので、一番シンプルです

夜になった

夜の送信が気になる場合は、翌営業日に届くよう予約送信する方法もあります

翌日になった

翌日に送る方法もあります。「昨日は面接のお時間をいただき、ありがとうございました」と書けば、謝罪を入れなくても時間の前後は伝わります

金曜・休日前

週末の送信を避けたい場合は、翌営業日に届くよう予約送信する方法もあります

数日経ってしまった

改めてメールを送る必要があるかを一度考えます。次の選考が近ければ、その場で直接お礼を伝える方法もあります

お礼メールをいつ送るかの判断フロー。面接が終わったあと、いま書けるならそのまま送る、夜になっていれば予約送信で翌朝に届ける、日付が変わったら「昨日は」に変えて送る、数日経っていれば送るか次の選考で直接伝えるかを選ぶ。
面接が終わってから、どのタイミングで送るかの判断

金曜の夕方に面接が終わったときは、翌営業日の朝に届くようにしておく方法もあります。

予約送信について

夜遅くに送るのが気になる場合は、予約送信が使えます。GmailにもOutlookにも予約送信機能が用意されています。届く時間を指定しておけば、書いた時間を気にせず作業を終えられます。

なお「深夜に送るのはマナー違反」という説も広く出回っていますが、これも根拠のある基準ではありません。気になるのであれば予約送信で朝に届くようにしておくことをお勧めします。


面接のお礼メールの書き方|変えるのは1〜2文だけ

お礼メールは、本文の骨格をそのまま使い回せます。自分で内容を考える必要があるのは、面接で印象に残った1〜2文だけです。

面接のお礼メールの基本構成

お礼メールは8つのパーツでできています。

お礼メールの構成。件名は日付+面接の種類+大学名+氏名、宛名は会社名・部署名・担当者名、挨拶・名乗りは大学名・氏名・面接の時間、面接のお礼は一文、面接で印象に残った内容だけが毎回書く部分で面接で実際に出た話を1〜2文、志望についての一言は上の内容を受ける形に、結びは定型の言い回し、署名は一度作れば使い回せる。
8つのパーツのうち、毎回書くのはオレンジの1か所だけです。その他は使い回しで大丈夫です。

グレーのパーツも、変えてはいけないという意味ではありません。自分の言葉に直したいところがあれば直してかまいません。件名の日付や宛名の企業名は当然入れ替えますが、文章として考えるのは印象に残った内容の1〜2文だけです。ここが分かっていれば、書く前に身構えずに済みます。

テンプレ感をなくすなら「面接で話した1文」を変える

テンプレートのまま送るとどうなるか、実際に比べてみます。

Before:どの企業にも送れてしまう文面

株式会社〇〇 人事部 佐藤様

お世話になっております。〇〇大学の山田太郎です。

本日は面接のお時間をいただき、誠にありがとうございました。 お話を伺い、貴社への志望度がより一層高まりました。 入社した際には、自分の強みを活かして貢献したいと考えております。

何卒よろしくお願いいたします。

一見きちんとしています。とはいえ、この文面は面接を受けていなくても書けます。会社名を入れ替えれば、そのまま別の企業にも送れてしまいます。

After:面接で出た話を2文足しただけ

株式会社〇〇 人事部 佐藤様

お世話になっております。 本日15時より面接のお時間をいただきました、〇〇大学商学部の山田太郎です。

本日は面接のお時間をいただき、ありがとうございました。

佐藤様に伺った、チームの多くが入社して数年の社員だというお話が印象に残っております。年次の近い社員が多い環境で、どのように仕事を任されていくのかが見えてきました。

面接の前よりも、貴社で働きたいという気持ちが強くなりました。

まずはお礼をお伝えしたくご連絡いたしました。 引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

太字の2文が、Beforeから増えた部分です。それ以外はほとんど変わっていません。

この2文には、その面接に出ていないと書けない情報が入っています。「チームの多くが入社して数年の社員」という話は、面接で聞かなければ書けません。実際に聞いた内容を入れることで、どの企業にも当てはまるテンプレート感が薄れます。

長く書かなくて大丈夫です。1文で問題ないです。

何を書けばいいか思い出せないとき

面接から時間が経つと、何を話したか思い出せないことがあります。そういうときは、次の順番で探すと見つかりやすいです。

1逆質問で自分が聞いた内容

自分が投げかけた質問と、その答えはセットで思い出しやすいところです。「〇〇について伺ったところ、△△と教えていただきました」という形にすれば、そのまま1文になります。

2面接官が詳しく説明してくれた内容

質問への回答が長かった部分や、面接官が自分の言葉で話していた部分が手がかりになります。会社説明の読み上げではなく、その人の経験が入っていた話です。

3自分が意外だと思ったこと

「そうなんだ」と思った瞬間があれば、それがそのまま使えます。意外に感じた理由まで添えると、1〜2文になります。

4仕事内容や働き方について初めて知ったこと

配属の決まり方、1日の流れ、チームの人数、繁忙期。採用サイトに載っていなかった話が出ていれば、そこが使いどころです。

4つとも出てこないこともあります。 そのときは、無理に感動したことにしなくてもかまいません。事実だけ書けば問題ありません。

〇〇の仕事の進め方について詳しく伺えたことで、入社後の働き方がイメージしやすくなりました。

これでも、面接に出ていなければ書けない文になっています。

それでも書けることが何もない場合は、無理に印象的なエピソードを作らなくてかまいません。お礼だけを簡潔に送るか、送らないという選択もあります。

受ける企業が増えるほど、どの面接で何を聞いたかが混ざってきます。お礼メールを書くときだけでなく、次の面接や志望動機を書くときにも、面接直後のメモが効いてきます。面接が終わったら、聞いた話を1〜2行だけ残しておくと後で困りません。

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件名・宛名・署名の書き方

本文が書けたら、あとは前後だけです。ここで迷って手が止まりやすいので、確認用にまとめておきます。メール全般の作法は就活メールの正しい書き方にまとめています。

件名

決まった型があるわけではありません。しかし、件名を見ただけで何のメールかと誰から来たかが分かる状態にしておきましょう。

OK〇月〇日 面接のお礼/〇〇大学 山田太郎
OK一次面接のお礼/〇〇大学 山田太郎
OK【最終面接のお礼】〇〇大学 山田太郎
NGありがとうございました(何のメールか分からない)
NG先日面接に参加させていただいた〇〇大学の山田太郎です(長くて途中で切れる)

新卒の場合、氏名だけだと誰か分からないことがあるので、大学名を入れておくと特定してもらいやすくなります。日付や面接の種類を入れるのは、同じ企業で複数回面接を受けたときに区別するためです。

宛名

面接官の名前が分かるかどうかで書き方が変わります。

面接官の名前が分かるか

宛名の書き方

面接官の名前が分かる

株式会社〇〇
人事部 佐藤様

名前が分からない

株式会社〇〇
人事部 採用ご担当者様

面接官が複数いた

株式会社〇〇
人事部 佐藤様
営業部 田中様

名前が分からないまま送ってもかまいません。宛名を書くためだけに企業へ確認の連絡を入れる必要もないと考えていいでしょう。

注意|「様」と「御中」を重ねない 個人名には「様」(例:佐藤様)、部署や会社だけに宛てるときは「御中」(例:人事部御中)を使います。「人事部御中 佐藤様」のように両方は付けません。名前が分かっているなら「様」だけで足ります。

署名

一度作ってしまえば、以降はそのまま使えます。メールソフトの署名機能に登録しておくと入れ忘れがありません。

──────────── 〇〇大学 商学部 商学科 山田 太郎(やまだ たろう) 電話:090-0000-0000 メール:yamada@example.ac.jp ────────────

上は記載例です。すべてを入れなければいけないというものではありません。区切り線は「-」や「=」を並べた簡単なもので十分です。色文字や絵文字は入れないほうが無難です。


面接後のお礼メール例文10選

ここからは状況別の例文です。まず例文1から読むのがおすすめです。 例文2以降は、例文1から変える部分だけを載せています。全文を毎回読む必要はありません。

あなたはどの例文?(押すとその例文へ移動します)

あなたの状況

どの例文を使うか

一次面接が終わった

例文1 →

二次面接が終わった。一次でもお礼メールを送っている

例文2 →

最終面接が終わった

例文3 →

仕事内容や事業の話が印象に残っている

例文4 →

社員の様子や働き方の話が印象に残っている

例文5 →

逆質問で聞いた話を入れたい

例文6 →

オンラインで面接を受けた

例文7 →

面接官が2人以上いた

例文8 →

面接官の名前が分からない

例文9 →

送るのが翌日になった

例文10 →

例文1|一次面接後(基本形)

これが基本形です。以降の例文は、この文面の一部を差し替えていきます。

件名 【〇月〇日 一次面接のお礼】〇〇大学 山田太郎

────────────

株式会社〇〇 人事部 佐藤様

お世話になっております。 本日15時より面接のお時間をいただきました、〇〇大学商学部の山田太郎です。

本日は面接のお時間をいただき、ありがとうございました。

【ここを変更】佐藤様から、入社後に約〇か月の研修があり、その間に複数の部署の仕事を見られると伺いました。配属が決まる前に社内の仕事を一通り知る機会があると分かり、入社後の流れを具体的に把握できました。

面接の前よりも、貴社で働きたいという気持ちが強くなりました。

まずはお礼をお伝えしたくご連絡いたしました。 引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

──────────── 〇〇大学 商学部 商学科 山田 太郎(やまだ たろう) 電話:090-0000-0000 メール:yamada@example.ac.jp ────────────

太字の部分だけが、面接ごとに書く内容です。それ以外は他の企業に送るときもそのまま使えます。

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例文2|二次面接後

こんな人向け: 一次面接でもお礼メールを送っていて、また同じような文面を送っていいのか迷っている人

一次面接でも送っている場合、二次面接でもお礼メールを送ることはできます。ただし、一次とまったく同じ文面だと、コピーしたような印象になりやすいところです。二次で新しく聞いた話に差し替えれば、それだけで別のメールになります。

基本形から変える部分: 件名(一次→二次)と、印象に残った内容の1〜2文

【差し替え例】 本日〇〇様に伺った、提案が通らなかったときにチームで振り返りを行うというお話が記憶に残っております。結果の数字だけでなく、お客様がどの部分に反応したかまで共有されると伺い、一次面接でお聞きした「チームで動く」という言葉の意味を具体的に理解することができました。

一次で聞いた話とつなげると、面接を重ねて理解が深まったことが自然に伝わります。無理につなげる必要はありませんが、うまくはまるなら使える書き方です。

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例文3|最終面接後

こんな人向け: 最終面接が終わって、志望度をどう伝えるか迷っている人

最終面接の後だからといって、書く量を増やさなくて大丈夫です。「必ず入社します」「御社しか考えていません」といった書き方も避けたほうが無難です。 実際にはまだ他社の選考が残っている人が多く、事実と違うことを書くと後の連絡で自分が困る可能性があります。

基本形から変える部分: 印象に残った内容と、志望についての一言

【差し替え例】 〇〇様がお話しくださった、これから〇〇の分野に力を入れていくという方針について、面接のあとも考えておりました。事業が立ち上がる段階から関わる仕事に関心があるため、その中で自分に何ができるかを考えながら伺っておりました。

志望の一言は、次のくらいの温度で十分です。

本日のお話を伺い、貴社を志望する理由がより明確になりました。

選考を受けているうちに本当に入社したい気持ちが固まっている場合は、次のような書き方もできます。ただし、実際にそう思っていない段階で使うと、後の面接で答えに詰まることがあります。

貴社で働きたいという気持ちが固まりました。

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例文4|仕事内容・事業の話が印象に残った場合

面接で出た具体的な話を1つ選んで書く形です。担当する顧客や進行中のプロジェクト、扱っている商品、部署の役割など、どれを選んでも成立します。

書き方は「聞いた事実+自分がどう思ったか」の2文です。

【差し替え例①】 〇〇様から、提案の前に必ずお客様の現場を見に行くと伺いました。資料をもとに考えるものだと思っておりましたので、実際に現場を見てから提案を組み立てる進め方を知ることができました。

【差し替え例②】 ご説明いただいた〇〇事業について、他社が扱っていない領域から始まったという経緯を伺いました。どのような判断でその領域を選んだのかまでお聞きでき、どのような考え方で事業を広げてきたのかが分かりました。

事実の部分は、面接で聞いたことをそのまま書けば足ります。感想の部分も、うまくまとめようとしなくて大丈夫です。

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例文5|社員や働き方の話が印象に残った場合

この型で気をつけたいのは、次の書き方で終わらせないことです。

NG 社員の方の雰囲気がよく、志望度が高まりました。

一文だけ読むと問題なさそうですが、これは面接を受けていなくても書けます。何を聞いてそう思ったのかまで入れると、書いた意味が出ます。

OK|【差し替え例①】 〇〇様が、前の部署から異動された際に周囲の方が時間をかけて業務を教えてくださった、とお話しされていたことが記憶に残っております。異動後にどのように仕事を覚えていくのかまで伺い、働き始めてからの流れを具体的に知ることができました。

OK|【差し替え例②】 繁忙期についてお聞きした際に、忙しい時期が部署ごとに異なるため全員が同時に立て込むことはない、とご説明いただきました。一年の中で忙しさがどう変わるのかをつかむことができました。

変えたのは、「雰囲気がよかった」という感想だけで終わらせず、そう感じるきっかけになった話を先に置いたところです。

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例文6|逆質問で聞いた話を入れる場合

書くことが思いつかないときは、まずここから探すのが早いです。 返ってきた答えは、その面接で実際に聞いた内容なので、お礼メールにも使いやすい材料です。

型は「〇〇について伺ったところ、△△と教えていただきました」です。

【差し替え例①】 若手の社員がどの時期から提案を任されるようになるのか伺ったところ、まず先輩の案件に同席し、そのうえで自分の担当を持つと教えていただきました。任される前にどのような経験を積むのかが分かり、入社後の一年をイメージしやすくなりました。

【差し替え例②】 配属の希望がどの程度反映されるのか伺ったところ、全員の希望が通るわけではないものの、面談で理由を説明したうえで決めていると教えていただきました。配属希望がどのように検討されるのかを知ることができ、入社後の流れへの理解が深まりました。

質問した内容が細かいものでも使えます。聞いた答えが期待どおりでなかった場合も、そのまま書いて差し支えありません。無理に前向きな感想にしなくても、分かったことを書けば成立します。

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例文7|オンライン面接後

構成を変える必要はありません。 対面のときと同じ文面がそのまま使えます。

強いて違いを挙げるなら、名乗りの部分をオンラインだと分かる書き方にしておくと良いでしょう。同じ日に対面とオンラインの両方を実施している企業では、どちらの面接か伝わりやすくなります。

【差し替え例|名乗りの部分】 本日15時よりオンラインで面接のお時間をいただきました、〇〇大学商学部の山田太郎です。

画面越しだったことに触れる一文を入れてもいいですが、必須ではありません。

オンラインでの面接でしたが、実際の業務の流れを順にご説明いただき、仕事内容への理解が深まりました。

なお、接続が途切れた、音声が聞こえにくかったといったトラブルがあった場合の書き方は、記事の後半で扱います。

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例文8|面接官が複数いた場合

まず宛先をどうするかです。 連絡先として分かっている採用担当者や、企業から案内された宛先が候補になります。面接官の名刺をもらっている、または面接官から直接メールが来ている場合は、その人を宛先にすることもできます。

全員に個別のメールを送らなければならない、ということはありません。1通にまとめる場合は、次の2通りがあります。

宛名を連名にする

株式会社〇〇
人事部 佐藤様
営業部 田中様

1人に宛てて、本文で他の面接官に触れる

宛名は採用担当者にして、本文で他の面接官の名前に触れる形にします。

1人に宛てて、本文で触れる場合:

本日は佐藤様、田中様のお二方にお時間をいただき、ありがとうございました。

【ここを変更】田中様から、担当が変わる際にお客様をどのように引き継いでいるのか伺いました。引き継ぎの手順まで具体的にお聞きでき、営業チームの仕事の進め方を知ることができました。

田中様にも、どうぞよろしくお伝えください。

誰の話が印象に残ったかを書けば、その人にも伝わりやすくなります。

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例文9|面接官の名前が分からない場合

面接官の名前が分からない場合は、宛名は「採用ご担当者様」などで問題ありません。 本文で面接の日時と内容に触れておけば、どの面接についてのメールかは伝わります。

【差し替え例|宛名と名乗り】 株式会社〇〇 人事部 採用ご担当者様

お世話になっております。 本日15時より一次面接のお時間をいただきました、〇〇大学商学部の山田太郎です。

名前が分からない場合は、印象に残った内容も「〇〇様から伺った」ではなく、話の内容から書き始めると自然にまとまります。

【差し替え例|本文】 面接の中で、一日のおおまかな仕事の流れについて伺いました。朝の打ち合わせから外出、資料の作成までの時間の使い方をお聞きでき、一日の過ごし方が具体的に分かりました。

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例文10|翌日に送る場合

翌日になった場合も、お礼メールを送る選択肢はあります。長い謝罪を入れる必要はありません。

変えるのは、日付を表す言葉だけです。「本日」を「昨日」にすれば、時間の前後は自然に伝わります。

【差し替え例】件名 【〇月〇日 一次面接のお礼】〇〇大学 山田太郎

株式会社〇〇 人事部 佐藤様

お世話になっております。 昨日15時より面接のお時間をいただきました、〇〇大学商学部の山田太郎です。

昨日は面接のお時間をいただき、ありがとうございました。

件名の日付は、送った日ではなく面接を受けた日にしておくと、どの面接についてのメールか分かりやすくなります。

遅れたことに触れたい場合は、名乗りのあとに一文だけ足せば十分です。

ご連絡が翌日となり失礼いたしました。

これ以上、言い訳や謝罪を重ねなくて大丈夫です。

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面接のお礼メールで避けたい書き方

覚えることを増やさなくて大丈夫です。実際に起きやすいものだけ挙げます。

テンプレートのままのメールと、1〜2文変えたメールを比較

NG例:どの企業にも送れる文面

株式会社〇〇 人事部 佐藤様

お世話になっております。〇〇大学の山田太郎です。

本日はお忙しい中、面接のお時間をいただき誠にありがとうございました。 貴社の事業内容や社風について理解が深まり、志望する気持ちが一層強くなりました。 入社できた際には、精一杯努力し貢献してまいります。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

なぜよくないか

敬語は整っていますが、面接の内容が1つも入っていません。会社名を差し替えれば、そのまま他社にも送れます。時間をかけて書いても、面接前に用意した文面と区別がつきにくくなります。

OK例:2文だけ入れ替えたもの

株式会社〇〇 人事部 佐藤様

お世話になっております。 本日15時より面接のお時間をいただきました、〇〇大学商学部の山田太郎です。

本日は面接のお時間をいただき、ありがとうございました。

佐藤様から、部署をまたいで社内の勉強会が開かれていると伺いました。他部署の仕事を知る機会があると分かり、入社後にどのように社内と関わるのかを具体的に想像できました。

面接の前よりも、貴社で働きたいという気持ちが強くなりました。

まずはお礼をお伝えしたくご連絡いたしました。 引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

どこを変えたか

名乗り

面接の時間を足して、どの面接についてのメールか分かるようにした。

本文の中心

抽象的な感想2文 → 面接で出た話+自分の受け止め2文に差し替えた。

それ以外

変えていない。

起こりやすいミス

送信前の見直しで防げるものだけを挙げます。左が起きやすいミス、右がその防ぎ方です。

起こりやすいミス

どうすれば防げるか

会社名や担当者名を間違える

「株式会社」が前か後ろか、「サイトウ」が斉藤か齋藤か。送信前に一度戻って確かめます

他社名が残っている

前のメールを下書きにして使い回すと起こります。複数社を並行しているときは特に注意します

長すぎる

画面をスクロールしないと読み終わらない長さになったら、削れるところを探します

面接で言えなかった自己PRを長く追加する

お礼メールは選考の場として設けられたものではありません。書くとしても一文程度にとどめます

合否を催促する

結果の時期を確認したい場合は、お礼とは別の連絡にします

抽象的な内容だけで終わる

上のNG例がこれです。1文だけでも面接で出た話を入れると変わります

送信前チェックリスト

送る直前に、この6つを見ておくと安心です。

  • ☐ 会社名を正式名称で書けている

  • ☐ 担当者名の漢字を確認した

  • ☐ 他社名が残っていない

  • ☐ 面接で実際に出た話が1つ入っている

  • ☐ 署名が入っている

  • ☐ 読み返して誤字脱字がなかった


企業からお礼メールに返信が来たらどうする?

返信が来たときの対応に関しては、届いた内容によって決めれば大丈夫です。

企業から届いた返信の内容

こちらの対応

質問が書かれている

質問に回答して返信します

次の選考の日程など、追加の連絡がある

必要な内容を返信します

「返信は不要です」と書かれている

原則としてその案内に従います

受領の連絡やお礼だけ

さらに返信を重ねる必要があるか、内容を見て判断します

判断に迷うのは4つ目です。短くお礼を返しておきたいと感じるならそうすればよいですし、ここで終わりにしたいと感じるならそこで止めても差し支えありません。どちらにしても、往復を重ねるほど双方の手間が増えていきます。

返信する場合の例文

短い文面で足ります。

株式会社〇〇 人事部 佐藤様

お世話になっております。〇〇大学商学部の山田太郎です。

ご丁寧にご返信いただき、ありがとうございます。 次回の面接もどうぞよろしくお願いいたします。

──────────── 〇〇大学 商学部 商学科 山田 太郎(やまだ たろう) メール:yamada@example.ac.jp ────────────

新しい話題を足す必要はありません。ここで志望動機を重ねて書くと、かえって長くなります。

送信後に間違いに気づいた場合

気づいた内容によって、対応は変わります。

気づいた間違い

どうするか

助詞の抜け、軽い変換ミス

そのままにしておく判断もできます。訂正メールを送ると、相手が読むメールが1通増えます

担当者名や企業名の間違い

短く訂正します

他社名が残っていた

同じく訂正します。触れずに済ませようとすると、次のやり取りで気まずくなります

訂正する場合は、これくらいの長さで十分です。

先ほどお送りしたメールにて、お名前の表記に誤りがございました。 正しくは〇〇様です。大変失礼いたしました。

謝罪を長く書き足さなくてかまいません。


面接のお礼メールに関するよくある質問

お礼メールを送らないと選考で不利になりますか?

合否との関係を実際に調べたデータはありません。不利にも有利にもならない、というのが正確なところです。送りたいと思ったなら送る、という決め方で十分です。

面接が終わったのが夜遅くです。今から送ってもいいですか?

送って差し支えありません。時間帯が気になる場合は、予約送信で翌朝に届くよう設定しておくのがおすすめです。GmailでもOutlookでも使えます。

面接官が複数いました。全員に送る必要がありますか?

全員に個別に送らなければならない、というものではありません。連絡先が分かっている担当者に1通送り、宛名を連名にするか、本文で他の面接官にも触れる形にできます。そもそも面接官のメールアドレスが分からないことも多いので、その場合は案内をもらっていた宛先に送る形になります。

面接官の名前が分かりません。どうすればいいですか?

「採用ご担当者様」宛てで問題ありません。名前を確認するためだけに企業へ連絡を入れる必要はありません。本文で面接の日時と、実際に出た話に触れておけば、どの面接についてのメールかは伝わります。

送るのを忘れて数日経ちました。今からでも送れますか?

送ること自体はできます。ただし、数日空いた状態でメールだけ送ることに意味があるかは、一度考えてみる余地があります。次の選考が近いなら、その場で直接お礼を伝えるのでも十分です。

一次・二次・最終と毎回送ってもいいですか?

毎回送っても、途中から送らなくてもかまいません。毎回送る場合は、前回と同じ文面をそのまま使うのではなく、その回で新しく聞いた話に差し替えると、同じ文面の繰り返しになりません。書くことが見つからない回は、無理に送らないという判断もできます。

スマホから送ってもいいですか?

送っていただいて差し支えありません。ただし、スマホの画面は横幅が狭いので、改行の位置が実際の見え方と変わることがあります。長い文章を書いたときは、送信前に一度パソコンで確認できると安心です。署名の入れ忘れも起こりやすいところです。

送信後に誤字に気づきました。訂正メールは必要ですか?

誤字の内容によります。助詞の抜けや軽い変換ミスであれば、そのままにしておく判断もできます。担当者名や企業名を間違えていた場合は、短く訂正のメールを送っておくと安心です。謝罪を長く書く必要はありません。


まとめ

お礼メールは、毎回ゼロから書くものではありません。件名・宛名・お礼・結び・署名は使い回して、面接で実際に出た話を1〜2文入れ替えるだけで、その企業に向けたメールになります。

書くことが思いつかないときは、逆質問で聞いた内容から探すと見つかりやすいです。

受ける企業が5社、10社と増えると、面接日程・締切・面接で聞いた話が混ざってきます(就活管理のコツ・やり方)。企業ごとに1か所へまとめておくと、お礼メールも志望動機もその場で書けます。


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