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【無料テンプレ】就活の自己分析シート5種類|書き方・記入例つき

就活の自己分析シート5種類。経験の棚卸しから自己PR・ガクチカ・就活の軸への整理までをExcelとGoogleスプレッドシートで進められる無料テンプレート
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4分

自己分析を始めようとしても、白紙のノートを前にすると、何から書けばよいのか分からなくなることがあります。強みや価値観を考えようとしても、すぐには言葉にできない人もいるでしょう。

最初に書くのは、これまでの経験、自分が取った行動、その行動を選んだ理由の3つです。具体的な出来事から順に振り返ることで、自分の強みや苦手な状況、仕事選びで重視したいことの候補を整理できます。先に自分の性格や向いている仕事を決める必要はありません。

この記事では、自己分析シート5種類を無料で配布します。Googleスプレッドシートのコピー、Excelファイル、印刷用PDFの3つから選べます。書き方と記入例も紹介するので、何をどこまで書けばよいかを確認しながら進められます。

自己分析シート5種類の無料テンプレート

無料テンプレート|自己分析シート5種類

使い方、5種類のシート、記入例の7タブ構成です。ボタンを押すと自分のGoogleドライブにコピーが作られ、そのまま書き込めます。書いた内容は自分のファイルに残るので、あとから何度でも書き足せます。

スプレッドシートをコピーして使う

ファイルで受け取る:Excel形式(.xlsx)/PDF(印刷用)この2つはGoogleへのログインなしで保存できます。

すでに使っているファイルに足したい場合は、項目をコピーして貼る方法でも同じシートになります。

  1. 空のスプレッドシート(またはExcel)を新しく開く
  2. 下の枠を押すと文字が全選択されるので、そのままコピーする
  3. セルA1に貼り付ける。タブ区切りなので列が自動で分かれます
1_経験ストック の項目をコピーする

経験を事実だけで並べる1枚目。列は8つです。

時期	場面	起きたこと	自分の役割	そのときの気持ち	自分がしたこと	結果や変化	印象に残る理由
2_モチベーション の項目をコピーする

気持ちが動いた理由を書く2枚目。列は6つです。

時期	出来事	充実度(-3〜3)	気持ちが上がった、または下がった理由	何があれば、より納得できたか	得た気づき
3_行動深掘り の項目をコピーする

1件の経験を縦に深掘りする3枚目。行が入力項目です。

まとまり	入力項目	経験1	経験2	経験3
状況	経験の一言タイトル			
状況	当時の目標			
状況	困っていたことや違和感			
判断	考えた選択肢			
判断	実際に選んだ行動			
判断	その行動を選んだ理由			
行動	周囲へ働きかけたこと			
行動	途中で変えたこと			
行動	結果や変化			
ふり返り	今なら変えたいこと			
ふり返り	別の経験にも共通する行動			
4_強み価値観 の項目をコピーする

3枚目までを見返して言葉にする4枚目。A〜Dの4ブロックです。

ブロック	書くこと	記入欄
A 共通する行動	複数の経験に同じように出ている動き方	
A 共通する行動	その行動が出た経験(1件目)	
A 共通する行動	その行動が出た経験(2件目)	
B 苦手な状況	うまく動けない条件	
B 苦手な状況	現在している対処	
C 他者から見える自分	周囲から言われる印象	
C 他者から見える自分	そう言われた出来事	
C 他者から見える自分	自分の言葉に直すと	
D 価値観の候補	気持ちが上がった条件	
D 価値観の候補	避けたい状態	
D 価値観の候補	企業へ聞く質問に直すと	
5_就活転記 の項目をコピーする

書いた内容を使う場所ごとに振り分ける5枚目。

使う場所	取り出す材料	書いた内容	追加で必要な情報
自己PR	繰り返している行動と、根拠になる経験		
ガクチカ	1つの経験、課題、行動、変化		
就活の軸	気持ちが上がった条件、避けたい状態		
志望動機	価値観と、興味のある仕事		
弱み・短所	うまく動けない条件と、現在している対処		
説明会の質問	企業で確かめたい条件		

スマートフォンでは枠の中を横にスクロールできます。5枚すべてを作らず、1枚目だけから始めても構いません。

自己分析シートは、経験、行動、考えたことを同じ項目で並べ、自分に繰り返し出ている傾向を探すためのものです。埋めること自体が目的ではなく、ES、面接、企業選びで使う材料へ変えていきます。

性格診断との違いは、出発点が実際にあった経験かどうかです。診断結果だけでは、自己PRの具体的な根拠としては足りません。

とはいえ、特徴の候補を知るきっかけとしては役に立ちます。16タイプの適職タイプ診断のような診断を先に受けて、その特徴が表れた経験をシートへ書き出す進め方でも構いません。

配布するのは次の5種類です。1枚目の内容が2枚目、3枚目へつながります。

5枚のつながり

  • 経験ストック出来事と、自分がしたことを並べます。書くほど話せる経験が増え、どの質問にも出せる持ち球ができます。
  • モチベーションの波気持ちが動いた理由を書きます。企業を選ぶ理由を、感想ではなく条件で言えるようになります。
  • 行動深掘り選んだ行動と、その理由を書きます。「なぜそうしたのか」と深掘りされても止まらなくなります。
  • 強み・苦手・価値観共通する行動に名前を付けます。強みと短所を、同じ経験から一貫して話せるようになります。
  • 就活への転記使う場所ごとに振り分けます。ESと面接で同じ材料を使えるので、話が食い違いません。
シート書く内容書き終えると何が変わるか
1. 経験ストック出来事、自分の役割、行動、結果、感情使える経験が一覧になり、どの設問にも出せる
2. モチベーションの波出来事、充実度、気持ちが変化した理由企業を選ぶ理由を、条件の形で言える
3. 行動パターンの深掘り選択肢、選んだ行動、理由、周囲への働きかけなぜその方法を選んだかに即答できる
4. 強み・苦手・価値観複数経験の共通点、苦手な状況、他者からの評価強みと短所を、同じ経験から一貫して話せる
5. 就活への転記各シートの要点、企業へ確認することESと面接で同じ材料を使え、話が食い違わない

タブ名は、1_経験ストック、2_モチベーション、3_行動深掘り、4_強み価値観、5_就活転記です。「使い方」と「記入例」も入っています。

Excelで使う場合は、上の「Excel形式(.xlsx)」から保存してください。紙に手書きしたい場合は「PDF(印刷用)」を印刷すると、7枚がそのまま記入用紙になります。

5枚のつながりを記入例で見る

次は、飲食店のアルバイトを続けている架空の大学3年生が、5枚へ書いた内容です。1枚目に書いた1件が、最後は自己PRと就活の軸になります。

1. 経験ストック週末の夕方に注文準備の抜けが続き、担当者ごとに引き継ぐ内容が違っていた。短いメモを作って先輩へ相談した。
2. モチベーションの波抜けを指摘され続けた時期の充実度は-2。「確認する項目が決まっていれば防げた」と書いた。
3. 行動パターンの深掘り注意不足ではなく、引き継ぐ項目が決まっていないことが原因だと考え、毎回見る短いメモにした。
4. 強み・苦手・価値観強みの候補は「情報の抜けに気づいたとき、確認項目を整理して周囲へ提案する」。苦手はすぐ判断を求められる場面。
5. 就活への転記自己PRへ上の行動と2件の経験、就活の軸へ「相談しながら方法を改善できる環境」を移した。

記入例は架空の学生のものです。実在する個人や企業のデータではありません。

すべてを埋めてから応募する必要はありません。ESの締切が近い場合は、使いたい経験を1件だけ選び、1枚目と3枚目から書くやり方でも間に合います。

経験ストックの書き方

1枚目では、評価を加えず、事実だけを並べる形にしてあります。入力する項目は次の8つです。

  • 時期
  • 場面
  • 起きたこと
  • 自分の役割
  • そのときの気持ち
  • 自分がしたこと
  • 結果や変化
  • 印象に残る理由

1枚目を開いたところ

コピーすると、この状態から書き始められます。うすい色の行は記入例です。消して自分の経験を書き足してください。

ABC
2時期・場面起きたこと自分がしたこと
33年6月|飲食店のアルバイト週末の夕方に注文準備の抜けが続いた引き継ぎメモを作り、先輩へ相談した
4   
5   
使い方1_経験ストック2_モチベーション3_行動深掘り4_強み価値観5_就活転記記入例

スマートフォンでは表を横にスクロールできます。実際のシートには、このあとに「自分の役割」「そのときの気持ち」「結果や変化」「印象に残る理由」の列が続きます。

対象は、授業、ゼミ、部活、サークル、アルバイト、インターン、資格勉強、趣味、家庭や日常生活です。大会実績や役職がなくても、書ける経験はあります。失敗した経験や、途中でやめた経験も入れて構いません。

経験を掘り起こす8つの質問

書き出す経験が3件で止まったら、次の質問に答えてみてください。出来事ではなく、自分が動いた場面から思い出す形にしてあります。

  • 予定を変えてまで優先したことは何か大切にしている条件が出ます
  • 自分から提案したことは何か繰り返している行動が出ます
  • 途中でやり方を変えたのはどの場面か行動を選んだ理由が出ます
  • 頼まれていないのに続けたことは何か強みの候補が出ます
  • うまくいかないとき、最初に誰へ相談したか動き方のくせが出ます
  • やめた、または断った経験は何か避けたい状態が出ます
  • 人から礼を言われたのはどの場面か他者から見える自分が出ます
  • 同じ失敗を2回したのはどんなときか苦手な状況が出ます

抽象的な言葉を場面へ変える

書き始めると、短い言葉で済ませがちです。次のように、いつ、どこで、何が起きたかが分かる形へ直していきます。

入力項目記入前記入後
起きたことアルバイトが忙しかった週末の夕方に注文準備の抜けが続き、担当者によって引き継ぐ内容が違っていた
自分がしたこと改善した勤務開始時に見る短い引き継ぎメモを作り、先輩へ相談した

「忙しかった」「改善した」のままでは、面接で深掘りされたときに答えられません。

解釈ではなく事実を書く

「週末の夕方に注文準備の抜けが続いた」は事実、「自分は確認が苦手だ」は解釈です。解釈だけを並べると、面接で根拠を聞かれたときに説明しにくくなります。

モチベーションの波から価値観を探す

2枚目では、出来事を順番に並べ、そのときの充実度を-3〜3で記録する形です。入力する項目は6つあります。

  • 時期
  • 出来事
  • 充実度
  • 気持ちが上がった、または下がった理由
  • 何があれば、より納得できたか
  • 得た気づき

見るのは点数そのものではなく、点数が動いた前後に何があったかです。どのような人といるとき、どの役割のときに上がり、何が分からないときに下がったかを確かめるのがおすすめです。

記入例のモチベーショングラフ。2年10月は充実度プラス1、3年2月は0、3年5月はマイナス2、3年7月はプラス1、3年9月はプラス2。マイナス2の点に「下がった理由を書く」、プラス1へ戻る点に「上がった条件を書く」と添えている
記入例を折れ線にしたもの。下がった直前と、上がった直後に注目します。

納得できた条件を書き出す

下がった出来事には、「何があれば、より納得できたか」を書いておくと、そこが企業を選ぶときの条件になります。

記入例の「確認する項目が決まっていれば防げた」からは、進め方が決まっている環境を重視する、という条件が出てきました。上がった出来事のほうには、誰がいたか、どの役割だったかを残しておくと役に立ちます。

行動の理由を深掘りする

3枚目では、1枚目から深掘りする経験を選び、1列につき1件ずつ書く形です。欄は3件分ありますが、そろえる必要はありません。1件だけでも、考えたことと行動の理由まで書ければ使えます。

入力する項目は11で、4つのまとまりに分かれています。

状況経験の一言タイトル / 当時の目標 / 困っていたことや違和感
判断考えた選択肢 / 実際に選んだ行動 / その行動を選んだ理由
行動周囲へ働きかけたこと / 途中で変えたこと / 結果や変化
ふり返り今なら変えたいこと / 別の経験にも共通する行動

「なぜ」を5回繰り返す方法は使いません。手が止まったら、何を見て問題だと考えたか、ほかにどのような方法があったか、なぜその方法を選んだか、途中で何を変えたかへ分けて答えてみてください。

ジャンル別の記入例

アルバイト以外でも同じ形で書けます。選んだ行動と、その理由まで書いてあるかだけを見てください。

ゼミ

選んだ行動発表の2週間前に担当表を作った
その理由誰が何を持つか決まっておらず、直前に重なると考えたため
共通する行動決まっていない部分を先に決める

サークル

選んだ行動新歓の企画を3つから2つに減らした
その理由全部やると準備が浅くなり、どれも印象に残らないと考えたため
共通する行動優先順位を決めて手放す

長期インターン

選んだ行動先輩に商談への同行を頼んだ
その理由一人で進めるより、型を早く覚えられると考えたため
共通する行動分かる人に先に聞く

3件とも、結果の大きさは書いていません。面接で聞かれるのは結果ではなく、なぜその行動を選んだかです。

深掘り前後の違い

浅い記入確認不足が問題だと思ったので、メモを作った。
深掘り後ミスをした人の注意不足ではなく、担当者ごとに引き継ぐ項目が決まっていないことが原因だと考えた。口頭では残らないため、毎回見る短いメモにした。

違いは結果の大きさではなく、問題をどう捉えたかが書かれているかどうかです。ここまで書いておくと、新卒の面接で聞かれること30選|答え方の骨組みと深掘り質問にあるような深掘り質問にも、同じ材料で答えられます。

強みの候補を整理する

4枚目は、次の4ブロックです。1枚目から3枚目の内容を、就活で使う言葉へ寄せる段階になります。

A 共通する行動

書くこと複数の経験に同じように出ている動き方
使う場所自己PR

B 苦手な状況

書くことうまく動けない条件と、現在の対処
使う場所短所

C 他者から見える自分

書くこと周囲からの印象と、そう考えた出来事
使う場所強みの言葉選び

D 価値観の候補

書くこと大切にしたい進め方と、避けたい状態
使う場所就活の軸、企業への質問

複数の経験に共通する行動

3枚目の「別の経験にも共通する行動」を見返し、同じ動き方が出ている場面を並べていきます。記入例では、アルバイトの引き継ぎメモとゼミの担当表が並びました。

共通点が見つからなくても、1件の経験を強みの候補にできます。なぜその行動を選んだかまで書いておけば、面接で深掘りされたときに答えられます。

強みを表す言葉を選ぶ

Cブロックでは、他者へ「どのような印象を持っているか」と「そう考えた出来事」を聞き、印象の根拠まで確かめます。記入例では、先輩の「細かいところに気づく」を「抜けを減らす」へ直しました。

強みは、行動を先に書いてから名前を付ける順番でも、就活の面接で使える長所・短所一覧|答え方の型と言い換え早見表のような一覧から言葉を先に選ぶ順番でも構いません。どちらの場合も、その言葉に合う行動が実際にあったかをシートで確かめます。

「課題解決力」のように多くの学生が使う言葉には、どの場面で何をしたのかを添えてください。言葉そのものが出てこないときは、就活で言葉が出ない人へ|面接で詰まらない言語化3STEPも参考になります。

記入例情報の抜けに気づいたとき、確認項目を整理して周囲へ提案する

求人が使っている言葉と重ねる

強みの言葉が思いつかないときは、求人票に実際に出てくる言葉を手がかりにできます。学生転職に公開されている求人385件のうち、応募要件か求める人物像が書かれている359件を2026年10月に集計しました。

359件求める人物像の記載がある求人
75件「挑戦」に触れている
59件「課題」「改善」に触れている

学生転職の公開求人385件のうち、応募要件または求める人物像の記載がある359件を2026年10月に集計。表記のゆれをまとめて数えており、1件が複数の語に該当します。

多い順に並べると次のようになりました。右の欄は、その言葉の根拠になる記入欄です。

求人票に出てくる言葉359件中根拠を書いてある欄
挑戦・チャレンジ75件3枚目「実際に選んだ行動」
課題・改善・解決59件3枚目「困っていたことや違和感」
コミュニケーション・対話53件3枚目「周囲へ働きかけたこと」
主体性・自ら動く49件3枚目「その行動を選んだ理由」
素直さ・柔軟さ42件3枚目「途中で変えたこと」
チーム・協働39件1枚目「自分の役割」
学習意欲・成長38件2枚目「得た気づき」
責任感・やり切る32件1枚目「結果や変化」
論理性・構造化28件3枚目「考えた選択肢」
顧客志向17件4枚目「価値観の候補」

使い方は、上から言葉を選ぶのではなく逆の順番です。先に3枚目を読み返し、自分が実際に取った行動に近い言葉を上の表から探します。該当する行動が書けていない言葉は、今回は使わないでおきます。

この集計は、求人票にその言葉が書かれていた件数です。選考で何が評価されるかを示すものではありません。

言葉が決まらないときは、先に行動の形から探すほうが早く進みます。

書き出した行動の形使える言葉の例添える一文の例
決まっていない手順を決めた課題を具体化する引き継ぐ項目を3つに絞り、定着するまで声をかけました
分かる人に先に聞いた周囲を巻き込む先輩に確認してから進め、やり直しを減らしました
やめる判断をした優先順位をつける企画を1つ減らし、残した2つの準備時間を倍にしました
同じ失敗を繰り返さない工夫をした改善を続ける3回目で手順を紙に残し、それ以降の抜けをなくしました

言葉だけを先に決めて、合う経験を後から探すと、面接で深掘りされたときに答えられなくなります。

苦手な状況への対処

苦手を性格だけで決めず、どのような状況だったか、何が分からなかったか、現在どう対処しているかまで書いておくのがおすすめです。

記入例では、状況が「確認方法が決まっていない状態で、すぐ判断を求められたとき」、対処が「決める前に、判断に必要な条件を2つだけ先に聞く」でした。ここまで書くと、短所を聞かれたときにそのまま使えます。

価値観を企業へ確認できる条件にする

Dブロックでは、気持ちが上がった条件、避けたい状態、大切にしたい進め方を書いておきます。2枚目の「何があれば、より納得できたか」が材料になります。

書き出した価値観は、企業側の事実を確かめる形へ変えておくと便利です。質問の形にしておけば、聞いた回答を企業ごとに比べられます。

質問の例仕事を覚える際、チーム内ではどのように情報を共有していますか

自己分析シートの内容を用途ごとに振り分ける

5枚目では、各シートの要点を使う場所ごとに取り出していきます。シートの文章をそのままESへ写すと、質問に答えていない文章になります。

使う場所取り出す材料追加で必要な情報
自己PR繰り返している行動と、根拠になる経験応募先が求める人物像
ガクチカ1つの経験、課題、行動、変化なし
就活の軸気持ちが上がった条件、避けたい状態業界や職種ごとの働き方
志望動機価値観と、興味のある仕事企業の事業内容、説明会や面接で確認した事実
弱み・短所うまく動けない条件と、現在行っている対処なし
説明会の質問企業で確かめたい条件企業の公開情報で分かる範囲

面接で最初に開くシート

面接では、設問ごとに答えを作り直す時間はありません。質問と、取り出すシートを先に対応させておくと迷いません。

よく聞かれる質問使うシート取り出す材料
学生時代に力を入れたことは1枚目・3枚目1つの経験と、そこで自分が取った行動
なぜその方法を選んだのですか3枚目考えた選択肢と、その行動を選んだ理由
強みは何ですか4枚目のAブロック複数の経験に共通して出ている行動
短所は何ですか4枚目のBブロックうまく動けない条件と、現在している対処
周囲からはどう言われますか4枚目のCブロック他者からの印象と、そう言われた出来事
どんな環境で力を発揮しますか2枚目気持ちが上がったときの条件
会社選びの軸は何ですか2枚目・4枚目のDブロック避けたい状態と、大切にしたい進め方

同じ経験から答えを作るので、質問が変わっても話が食い違いません。聞かれる質問の幅をもう少し広く知りたい場合は、新卒の面接で聞かれること30選|答え方の骨組みと深掘り質問もあわせてご覧ください。

応募先に合わせて書き直す

応募先に合わせて書いた

  • 週末の混雑時間に、引き継ぐ項目が決まっていないことが抜けの原因だと考えました
  • 項目を3つに絞ったメモを作り、先輩に確認してから全員へ共有しました
  • 御社でも、手順が決まっていない場面から整えていきたいと考えています

シートから写しただけ

  • 私の強みは課題解決力です
  • アルバイトで業務を改善しました
  • 御社でもこの強みを活かしたいです

写しただけの3文は、どの企業にも、どの学生にも当てはまります。シートの言葉は要約されているので、そのままでは応募先の質問に答えた文になりません。

志望動機は、自己分析だけでは書き上がりません。価値観を整理したあと、企業の事業内容や、説明会で聞いた事実と並べて書く形になります。

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自己PR 書き方ガイド|学生が書きやすい4ステップ構成4枚目の強みの候補を、ESの文章へ組み立てるときに使えます。
ガクチカの書き方|内定者が使うSTAR法の構成と例文3パターン3枚目で深掘りした1件を、課題・行動・変化の順に並べ直せます。
就活の軸の決め方|ESと面接で聞かれたときの答え方2枚目で出た条件を、企業を比べる基準へ変えられます。
志望動機の書き方|新卒向けの例文と構成テンプレート価値観と企業の事実を、1つの文章にまとめるときに使えます。

自己分析シートが書けないときの進め方

手が止まる場面は、次の6つに分かれます。

経験を思い出せないカレンダー、写真、大学の時間割、アルバイトのシフト、提出物を見返します。予定に残っている行動から書き始めると進みます。
目立つ実績がない受賞や役職を探す必要はありません。続けたこと、方法を変えたこと、人へ相談したことを書きます。
失敗した経験しか思い出せない失敗の大小ではなく、何を考えたか、どのように対応したか、次に何を変えたかを書きます。
どの経験も普通に見える出来事の珍しさではなく、自分が取った行動を具体化します。ガクチカが普通すぎる?特別な経験不要で評価される書き方のコツも同じ考え方です。
強みの言葉が出てこない先に行動を書いてから名前を付けても、一覧から言葉を選んでも構いません。選んだ言葉に合う行動が実際にあったかを確かめます。
書きすぎてまとまらないすべてをESへ使う必要はありません。応募先の質問と関係が深い経験だけを選びます。

どの場面でも、止まっているのは経験の数ではなく、書く対象の決め方です。

書いた内容を人に見てもらう

学生転職には選考対策機能があり、就活を経験した先輩にシートの内容を相談できます。自分では普通に見える経験が、ほかの人には強みの根拠として伝わることがあります。

学生転職に登録する

自己分析をいつまでに終えるか

全員共通の終了基準はありません。目安になるのは、書いた材料を最初に使う場面がいつ来るかです。

学生転職の求人一覧では、各求人の選考フローを学生向けに公開しています。これを数えると、エントリーシートか面接が最初か2番目に置かれている求人が大半でした。

158件選考フローを公開している求人
134件ESか面接が1〜2番目にある
2.1回1求人あたりの平均面接回数

学生転職の公開求人のうち、学生に公開されている選考フローを2026年10月に集計。母数は選考フローを公開している158件で、フローの平均ステップ数は3.9でした。

応募してから最初の接点までに、使える材料が1件あれば足ります。5枚すべてを埋めてから動き出す必要はありません。1枚目と3枚目を1件分書いた段階で応募し、残りは選考が進む間に書き足していく進め方で間に合います。

面接が2回以上ある求人は108件でした。同じ経験を別の角度から2回聞かれるため、結果だけでなく、その行動を選んだ理由まで3枚目に残しておくことをお勧めします。

どの段階で材料を使うか

同じ158件を段階ごとに数えると、材料を使う場面はES以外にも広がっていました。

選考フローの段階この段階がある求人平均で何番目か
最終面接101件3.9番目
一次面接76件2.1番目
ES・書類60件1.3番目
カジュアル面談43件2.2番目
説明会39件1.2番目
適性検査25件3.0番目

学生転職の公開求人のうち、学生に公開されている選考フロー158件を2026年10月に集計。1つの求人が複数の段階を持つため、合計は158件を超える点にご注意ください。

書類より面接のほうが、材料を使う場面は多くなっています。カジュアル面談がある求人も43件あり、ここでは決まった設問ではなく、何をしてきたかを自分の言葉で話すことになります。

シートは文章を清書するためではなく、聞かれたその場で取り出すための材料として持っておくと役に立ちます。

開始時期そのものに迷っている場合は、28卒の自己分析はいつから?正しい時期と4ステップ進め方もあわせてご覧ください。

書けているかを確かめる6項目

次の6つへ、自分の経験を使って答えられるかで判断すれば十分です。答えにくい項目があれば、対応するシートへ戻るところから始められます。

  • 繰り返している行動は何か3枚目の「別の経験にも共通する行動」
  • その根拠になる経験は何か1枚目から2件ほど
  • うまく動けないのはどのような状況か4枚目のBブロック
  • 仕事や企業を選ぶ際に何を確かめたいか2枚目の「何があれば、より納得できたか」
  • 自己PRやガクチカに使う経験はどれか5枚目
  • 企業へ聞かなければ分からないことは何か4枚目のDブロック

すべての過去を振り返る必要はありません。まず直近の大学生活から書き、ESや面接で答えにくかった内容をあとから書き足していけば十分です。

自己分析シートに関するよくある質問

シートのダウンロードにGoogleアカウントは必要ですか

Excel形式とPDFのダウンロードに、アカウントは必要ありません。リンクを押すとそのまま保存されます。Googleスプレッドシートのコピーを作る場合だけ、保存先として自分のGoogleアカウントへのログインが必要です。

自己分析シートとは何ですか

経験や行動を書き出し、自分に繰り返し出ている強みや価値観の候補を並べるシートです。性格を決めつけるものではなく、ES、面接、企業選びで使う材料を作るために使います。

自己分析シートは何から書けばよいですか

直近の大学生活で思い出しやすい経験から始めます。アルバイト、授業、ゼミ、部活などを書き出し、起きたことと自分がしたことを分けてください。

小学生の頃まで振り返る必要がありますか

必須ではありません。まず大学生活や高校時代など、就活で説明しやすい時期から始め、足りない場合に過去へ範囲を広げてください。

目立った経験がなくても自己分析できますか

できます。役職や受賞歴ではなく、続けたこと、方法を変えたこと、人へ相談したことを振り返ります。出来事の大きさより、自分が取った行動を具体的に書いてください。

性格診断の結果を自己PRへ使ってよいですか

診断結果は、自分の特徴の候補を知るきっかけとして使えます。ただし診断結果だけでは、自己PRの具体的な根拠が不足します。その特徴が表れた経験と、自分が取った行動をシートへ書き出し、そこを根拠にしてください。

失敗した経験も書いてよいですか

書いて構いません。失敗した事実だけではなく、当時どう判断したか、その後に何を変えたかまで記録します。

自己分析はいつまでに終えればよいですか

学生転職で選考フローを公開している求人158件のうち、エントリーシートか面接が1番目または2番目にある求人は134件でした(2026年10月時点)。応募してすぐ材料を使うため、5枚すべてを埋めるより、使う経験を1件書いた段階で応募し、選考が進む間に書き足すほうが間に合います。

自己分析シートは一度書けば終わりですか

就活が進むと、新しい経験や企業との比較から考えが変わります。説明会や面接で答えにくかった内容があれば、該当する項目を書き足してください。

自己分析シートを書いても強みが分からない場合はどうしますか

強みを表す言葉より先に、3枚目の行動と、その行動を選んだ理由を見返してください。同じ行動が別の経験にも出ていれば候補になり、1件の経験でも理由まで書けていれば候補として使えます。言葉が出てこない場合は、長所・短所の一覧から近いものを探します。

まとめ

自己分析シートでは、最初から強みや適職を決めません。経験、自分が取った行動、その理由を順番に書き、気持ちが動いた理由と、別の経験にも同じ行動があるかを見て、強み、苦手な状況、価値観の候補を作ります。

並べた内容は、自己PR、ガクチカ、就活の軸、志望動機、短所、説明会の質問へ用途別に移します。まずはファイルを開き、印象に残っている経験を1件書き出すところから始めてみてください。

自己分析シート5種類を無料で使う

1枚目に経験を1件書くところから始められます。記入例つきなので、どこまで書けばよいかを確かめながら進められます。

スプレッドシートをコピーして使う
就活管理困ってない?大手内定の先輩が作った就活管理アプリ 無料で使ってみる