記事一覧に戻る
就活

新卒の面接で聞かれること30選|答え方の骨組みと深掘り質問

新卒の面接で聞かれること30選|答え方の骨組みと深掘り質問
---
4分

初めての面接の前に、何を聞かれるのかが分からないまま当日を迎えるのは落ち着かないものです。この記事では、新卒の面接でよく聞かれる質問を30問に絞って、答え方と回答の組み立て方をまとめました。

30問すべてに「回答の骨組み」を付けました。話す順番と、それぞれの段で何を入れるかを分解しています。他人の例文をなぞるのではなく、自分の経験を当てはめて組み立てる形です。

丸暗記は必要ありません。まず「まず対策」と表示している10問だけ、声に出して話せる状態にしてください。残りの20問は、骨組みを見て、自分の場合に当てはめられるかを確かめるだけで十分です。

この記事の使い方

13つの章から、いま不安なところへ
目次の「自分について」「経験について」「志望企業について」から、確認したい章へ直接移動できます。

2閉じたまま30問を見る
カードは閉じたままでも、質問文と「回答の方向」の1行が読めます。まず上から流し見して、答えられない質問を探してください。

3詰まった質問だけ開く
開くと、回答のポイント・続けて聞かれる質問・回答の骨組みが出てきます。30問すべてに骨組みがあります。

自分について聞かれること10選|自己紹介・自己PR・長所・短所

No.01 - No.10 / 全問に回答の骨組みつき

人柄や強み・弱みを確認される質問です。エピソードを話す前に、まずここを整理しておくと落ち着いて始められます。

No.01

自己紹介をお願いします

まず対策

所属と、いま取り組んでいることを短く。実績は入れません

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

自己紹介は実績を伝える場ではありません。所属・いま取り組んでいること・締めの3つで30秒に収めると、面接官が次の質問を選びやすくなります。時間の指定がなければ30秒前後を目安にして、詳しい話は聞かれてから足す形で十分です。

さらに、こう聞かれます

↳いまの内容を30秒でお願いできますか

↳その活動について詳しく教えてください

↳趣味の話をもう少し聞かせてください

回答の骨組み

✗こう言いがち:私の強みは行動力です。学生時代はさまざまなことに挑戦してきました。

①所属

大学・学部・学年と氏名

②いまの取り組み

ゼミ・研究・活動のうち、ひとつだけ

③人柄が出る一言

10秒で終わる範囲にとどめる

④締め

あいさつで閉じる

※ 実績も強みも入れません。①〜④を通して30秒に収めます。

もっと詳しく読む:面接の1分自己紹介 →

No.02

自己PRをお願いします

まず対策

できることを1つに絞り、それが出た場面を添えます

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

強みを2つ3つ並べると、どれも印象に残りにくくなります。1つに絞って、その力が出た場面を1つ添える形にします。自己紹介が「どんな人か」だとすれば、自己PRは「仕事で何ができそうか」です。最後に一言だけ企業の仕事につなげておくと、収まりが良くなります。

さらに、こう聞かれます

↳その強みが出た場面をもう1つ教えてください

↳当社の仕事でどう活かせますか

回答の骨組み

✗こう言いがち:私の強みは、協調性とリーダーシップと継続力です。

①結論

仕事で使える力をひとつ

②定義

その力を、自分はどういう意味で使っているか

③前提

発揮した場の規模と、自分の立場

④事象

うまくいっていなかった状態

⑤行動

そこで自分が実際にやったこと

⑥結果

何がどう変わったか

⑦再現性

同じ力を志望先のどの場面で使えるか

※ 力はひとつに絞ります。⑦だけ企業ごとに書き換えます。

もっと詳しく読む:自己PRの書き方 →

No.03

あなたの長所を教えてください

まず対策

人柄として答え、根拠になる場面を2つ用意します

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

長所は、もともとの人柄に近い部分です。派手な成果と結び付ける必要はありません。ひとつ挙げたら、それが出た場面を2つ用意しておくと、深掘りされても続けられます。

さらに、こう聞かれます

↳その長所はいつ頃から自覚していますか

↳長所が裏目に出た経験はありますか

回答の骨組み

✗こう言いがち:私の長所は、誰とでもすぐ仲良くなれるところです。

①結論

もともとの人柄に近い言葉でひとつ

②根拠①

それが出た場面(学業か課外活動)

③根拠②

種類の違う、もうひとつの場面

④一貫性

昔から変わっていない部分を一言

※ 派手な成果と結びつける必要はありません。②③で場面を2つ用意します。

もっと詳しく読む:面接で使える長所・短所一覧 →

No.04

あなたの短所を教えてください

まず対策

言い換えずに答え、いまやっていることまで話します

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

「集中しすぎることです」のように長所へ寄せた言い方をすると、会話が止まりやすくなります。実際に困った場面を短く出して、いま何をしているかで締める形のほうが続けやすいです。直り切っていなくても構いません。

さらに、こう聞かれます

↳その短所で困った場面はありますか

↳直すために取り組んでいることはありますか

↳周りの人はあなたの短所を何だと言いますか

回答の骨組み

✗こう言いがち:短所は、集中しすぎてしまうところです。

①結論

言い換えず、そのままの言葉で

②事象

それが実際に出た場面

③影響

そのとき誰が困ったか

④対処

いま自分で決めているルール

⑤現状

直りきっているか、いないか

※ ⑤で「まだ完全ではありません」と答えて構いません。

もっと詳しく読む:面接で使える長所・短所一覧 →

No.05

あなたの強みを教えてください

強みの名前で終わらせず、それが出た場面を1つ添えます

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

自己PRより短く、20秒程度で切り上げます。強みの名前だけを言うと「どの場面で発揮されたのですか」と続けて聞かれるため、先に一場面を添えておくと会話が進みます。この記事では、強みを経験で身についた能力、長所をもともとの人柄として分けて整理しています。

さらに、こう聞かれます

↳その強みはどのような場面で発揮されますか

↳長所とは何が違いますか

回答の骨組み

✗こう言いがち:強みは課題解決力です。

①結論

経験から身についた力

②根拠

それが必要だった場面をひとつ

③長所との違い

人柄ではなく、できることとして言い切る

※ 20秒で止めます。自己PRより短く終える質問です。

No.06

1分または30秒で自己紹介をお願いします

No.01の続き

指定された時間に合わせて、入れる要素の数を変えます

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

30秒なら所属と一言だけ、1分なら学生時代の活動を一文足します。話す速さを上げて詰め込むより、入れる要素を減らすほうが伝わります。時間を指定されたときは、その時間内に収めること自体が見られていることがあります。

さらに、こう聞かれます

↳では30秒でお願いできますか

回答の骨組み

✗こう言いがち:1分の内容をそのままの量で、早口で30秒に詰め込む。

①30秒の型

所属+いまの取り組み

②1分の型

上に「学生時代の活動」を一文だけ足す

③共通

最後は必ずあいさつで閉じる

※ 話す速さではなく、入れる要素の数で時間に合わせます。

No.07

周りからどんな人だと言われますか

自己評価ではなく、実際に言われた言葉をそのまま出します

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

「言われたことがある」という事実そのものが根拠になるので、誰に、どんな場面で言われたかを添えます。長所として用意した言葉と食い違っていても問題ありません。むしろ両方あるほうが自然に聞こえます。

さらに、こう聞かれます

↳それを言われたのはどんな場面ですか

↳自分ではどう思っていますか

回答の骨組み

✗こう言いがち:真面目だと、よく言われます。

①結論

実際に言われた言葉をそのまま

②出所

誰から言われたか

③場面

どんなときに言われたか

④自己認識

自分ではどう受け止めているか

※ ②③がないと、自己評価との区別がつきません。

No.08

短所を直すために、いま取り組んでいることはありますか

No.04の続き

心がけではなく、今週すでにやったことを言います

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

「気をつけています」は取り組みとして伝わりにくいため、「3日進まなかったら相談する」のような決めごとの形にします。直り切っていなくても構いません。始めた時期を添えると、続いていることが伝わります。

さらに、こう聞かれます

↳いつから続けていますか

↳それで変わったことはありますか

回答の骨組み

✗こう言いがち:気をつけるようにしています。

①着手時期

いつから始めたか

②ルール

具体的に決めていること

③例外処理

うまくいかない日にどうするか

④変化

始める前と比べて変わった点

※ 「気をつけている」は、取り組みとして扱われにくい表現です。

No.09

ストレスを感じるのはどんなときですか

感じないと答えず、対処のしかたまでセットで話します

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

「ストレスは感じません」と答えると、そこで会話が止まります。感じる場面を1つ挙げ、そのときどうしているかを短く添える形にします。趣味の話でも構いません。

さらに、こう聞かれます

↳そのときはどう対処していますか

↳仕事でも同じ場面がありそうですか

回答の骨組み

✗こう言いがち:ストレスは、あまり感じないほうです。

①場面

どんなときに感じるか

②兆候

そのとき自分に何が起きるか

③対処

実際にやっていること

④見通し

仕事でも起こりうるか

※ 「感じません」と答えると、そこで会話が終わります。

No.10

最近気になったニュースを教えてください

志望業界に寄せず、自分で調べたところまで話せるものを選びます

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

見出しだけ知っているニュースを選ぶと、深掘りされたところで止まります。自分で調べた範囲まで話せるものを1つ用意しておくと安心です。業界に無理やり関係づける必要はありません。

さらに、こう聞かれます

↳そのニュースについてどう考えましたか

↳情報はどこで見ていますか

回答の骨組み

✗こう言いがち:最近は円安のニュースが気になっています。

①対象

どのニュースか

②接点

なぜ目に留まったか

③調べたこと

自分で追加で確認した内容

④見解

そこから考えたこと

※ ③まで話せるものを選びます。志望業界に寄せる必要はありません。

経験について聞かれること10選|ガクチカ・挫折・チーム

No.11 - No.20 / 全問に回答の骨組みつき

学生時代に何をして、そこで何を考えたか。No.12〜16はNo.11の続きとして聞かれることが多い質問です。

No.11

学生時代に力を入れたことを教えてください

まず対策

成果より、詰まった場面で何を考えて動いたかを話します

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

規模の大きい経験でなくて構いません。何に取り組んで、どこで詰まって、何をして、どう変わったか、の4つが入っていれば成立します。数字は入れられるときだけで構いません。90秒を超えると聞き手が追えなくなるので、細かい部分は聞かれてから足します。

さらに、こう聞かれます

↳最も大変だったことは何ですか

↳なぜその活動を選んだのですか

↳その経験から何を学びましたか

回答の骨組み

✗こう言いがち:塾講師のアルバイトで、生徒の成績を上げるために努力しました。

①テーマの全体像

何に力を入れたかを一文で

②前提

規模・自分の立場・期間

③目標

何を目指したか/なぜその目標にしたか

④事象

取り組む中で実際に起きたこと

⑤課題

目指した状態と現状の差

⑥要因

その差が生まれていた理由

⑦施策・工夫

自分が実際にやったこと

⑧結果

何がどう変わったか

⑨学び

それを次にどう使うか

※ ⑥と⑦が最も掘られます。ここが薄いと、ほかの学生と差がつきません。

もっと詳しく読む:ガクチカの書き方 →

No.12

その経験で最も大変だったことは何ですか

No.11の続き

大変だった事実で終わらせず、そこで判断したことまで話します

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

作業量の話より、迷って決めた場面のほうが伝わります。選ばなかった選択肢にも一言触れると、判断の理由が見えやすくなります。

さらに、こう聞かれます

↳ほかの方法は考えましたか

↳もう一度やるなら何を変えますか

回答の骨組み

✗こう言いがち:毎日遅くまで作業していたことが大変でした。

①場面

どの局面での話か

②選択肢

検討した案を2つ以上

③判断基準

何を優先して決めたか

④決定

選んだ案とその理由

⑤振り返り

いま見て、その判断をどう思うか

※ 作業量の話は判断が見えないため、掘られても続きません。

No.13

なぜその活動に取り組もうと思ったのですか

No.11の続き

立派な志望理由をつくらず、実際のきっかけを言います

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

誘われた、家から近かった、といったきっかけで構いません。そのうえで「続けた理由」を足すと、動機として成立します。始めた理由と続けた理由が違っていても問題ありません。

さらに、こう聞かれます

↳続けられた理由は何ですか

↳途中でやめようと思ったことはありますか

回答の骨組み

✗こう言いがち:人の成長に関わりたいと思ったからです。

①着手理由

実際のきっかけ(立派でなくてよい)

②転換点

続けようと思った出来事

③継続理由

いま続いている理由

④一貫性

ほかの選択との共通点

※ ①と③が違っていても問題ありません。むしろ自然に聞こえます。

No.14

その経験から何を学びましたか

No.11の続き

学びで止めず、その後どこで使ったかまで話します

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

「協調性を学びました」で止めると、ほかの学生の回答と区別がつきません。学んだことを、その後どの場面で使ったかまで一つ添えます。ひとつに絞って構いません。

さらに、こう聞かれます

↳その学びを使った場面はありますか

回答の骨組み

✗こう言いがち:協調性の大切さを学びました。

①学び

一文で

②抽出元

どの場面から得たか

③再現

その後、別の場面で使ったこと

④転用

仕事でどう使えそうか

※ ③がないと、ほかの学生の回答と区別がつきません。

No.15

その活動で、あなたはどんな役割でしたか

肩書きではなく、実際に任されていた範囲を言います

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

リーダーでなくても構いません。人数と、その中で自分が担当していた部分を先に言うと伝わります。役割が途中で変わった場合は、その経緯を添えます。

さらに、こう聞かれます

↳その役割はどう決まりましたか

↳ほかのメンバーは何をしていましたか

回答の骨組み

✗こう言いがち:サブリーダーのような立場でした。

①全体像

人数と、その集まりの目的

②担当範囲

自分が任されていた作業

③経緯

その役割になった理由

④分担

ほかのメンバーとの関係

※ 肩書きではなく、実際にやっていた作業で答えます。

No.16

力を入れたことを、もう1つ教えてください

No.11の続き

1本目と別の面が見えるものを選び、短く話します

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

2本目は短くて構いません。1本目と同じ学びで締めると、用意した話が1つしかないように見えます。学業とアルバイトのように、種類を変えておくと選びやすくなります。

さらに、こう聞かれます

↳2つのうち、どちらが自分らしいですか

回答の骨組み

✗こう言いがち:1本目と同じ経験を、言い方を変えてもう一度話す。

①選定理由

1本目と違う面が出せるもの

②全体像

何をしているか

③自分の関与

どの部分を担当しているか

④差分

1本目と何が違うか

※ 短くて構いません。1本目と同じ学びで締めないようにします。

No.17

これまでで一番の挫折経験を教えてください

まず対策

取り返せていない経験でも、そのあとの行動があれば話せます

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

「挫折 → 克服 → 成長」の形にまとめ直さなくて構いません。うまくいかなかったこと、そのとき考えたこと、いま続けていること、の順に話せば回答として成立します。克服できていない状態を正直に話したほうが、そのあとの行動が伝わることもあります。

さらに、こう聞かれます

↳そのときどう立て直しましたか

↳もう一度やり直せるとしたら何を変えますか

↳その経験はいまどう影響していますか

回答の骨組み

✗こう言いがち:大きな挫折はありませんが、強いて言えば……

①全体像

うまくいかなかったこと

②前提

どんな状況で、何に挑んでいたか

③目標

どこを目指していたか

④事象

実際に起きたこと

⑤要因

振り返って、何が足りなかったか

⑥打ち手

そのあと自分が取った行動

⑦現状

取り返せたか、まだか

⑧いまの姿勢

続けていること

※ ⑦で「まだです」と答えて構いません。⑧があれば回答として成立します。

No.18

チームで成果を出した経験を教えてください

No.15の続き

全体の成果ではなく、自分が担当した部分を明確にします

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

人数と自分の役割を先に言います。成果の大きさより、チームの中で何を引き受けたかを見られていることがあります。うまくいかなかった部分にも触れて構いません。

さらに、こう聞かれます

↳意見が合わないことはありませんでしたか

↳その中で自分は何をしましたか

回答の骨組み

✗こう言いがち:チーム全員で協力して、目標を達成しました。

①全体像

どんなチームで、何を目指したか

②前提

人数と自分の立場

③事象

チーム内で起きた問題

④要因

なぜそうなっていたか

⑤自分の行動

自分が引き受けた部分

⑥結果

チーム全体としてどうなったか

⑦残課題

うまくいかなかった部分

※ ⑤を中心に話します。①②だけだと「全員で頑張った」に聞こえます。

No.19

ゼミや研究室ではどのようなテーマを扱っていますか

No.01の続き

専門用語を使わず、何を明らかにしようとしているかを一文で

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

そのうえで自分の担当部分に触れます。研究の意義や将来性まで語る必要はありません。まだテーマが決まっていない場合は、その旨と関心のある方向を言えば十分です。

さらに、こう聞かれます

↳なぜそのテーマを選んだのですか

↳専門外の人にも分かるように説明してもらえますか

回答の骨組み

✗こう言いがち:都市社会学の観点から、公共空間の形成過程を研究しています。

①テーマ

何を明らかにしようとしているか(専門用語なしで一文)

②方法

どうやって調べているか

③担当

自分が受け持っている部分

④現状

どこまで進んでいるか

※ 研究の意義や将来性まで語る必要はありません。

No.20

アルバイトではどのような仕事をしていましたか

職種名だけでなく、任されていた範囲と期間を添えます

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

「飲食店で働いていました」だけでは会話が続きません。1日の流れの中で自分が任されていた部分を一言足します。期間と頻度も添えておくと、そのあとの質問に答えやすくなります。

さらに、こう聞かれます

↳工夫していたことはありますか

↳大変だったことはありますか

回答の骨組み

✗こう言いがち:コンビニでアルバイトをしていました。

①概要

業種・期間・頻度

②担当範囲

任されていた作業

③変化

途中で増えた役割

④特徴

その職場ならではの条件

※ 職種名だけで止めると、そこで会話が終わります。

志望企業について聞かれること10選|志望動機・入社後・逆質問

No.21 - No.30 / 全問に回答の骨組みつき

その企業を受けている理由を確認される質問です。企業ごとに作り直す必要がある質問が集まっています。

No.21

志望動機を教えてください

まず対策

業界を見るようになったきっかけから、企業の話へつなげます

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

企業の説明から入ると、調べた内容の発表になります。自分が関心を持った出来事 → その業界 → その中でこの企業、の順にすると話がつながります。企業の部分は、他社では言えない内容が1つ入っていれば足ります。

さらに、こう聞かれます

↳なぜこの業界なのですか

↳いつからそう考えていますか

↳当社を知ったきっかけは何ですか

回答の骨組み

✗こう言いがち:業界トップの実績と、風通しの良い社風に惹かれました。

①原体験

自分が実際に見た・経験した出来事

②気づき

そこで何を感じたか

③業界への接続

なぜその業界なのか

④選定基準

企業を選ぶときに置いた軸

⑤企業の理由

その軸に照らして、なぜこの企業か

⑥裏付け

それをどこで知ったか

⑦入社後

関わりたい仕事

※ ⑤⑥だけ企業ごとに書き換えます。①〜④は共通で構いません。

もっと詳しく読む:志望動機の書き方 →

No.22

なぜ同業他社ではなく当社なのですか

まず対策

比較した軸を先に言い、どこで違いを知ったかまで話します

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

「理念に共感しました」だけでは、他社にも当てはまります。何を基準に比べたのかを先に置き、そのうえで違いを一つ挙げると、調べた形跡が伝わります。説明会やOB訪問など、知った場面を添えると具体的になります。

さらに、こう聞かれます

↳ほかにどの企業を見ていますか

↳その違いはどこで知りましたか

回答の骨組み

✗こう言いがち:御社の理念に、最も共感したからです。

①比較軸

何を基準に比べたか

②他社

そちらはどうだったか

③自社

どこが違ったか

④情報源

その違いをどこで知ったか

⑤接続

その違いが自分に合う理由

※ ①を先に置かないと、どの企業にも当てはまる話になります。

No.23

なぜこの業界を志望しているのですか

No.21の続き

業界の説明ではなく、自分が関心を持った出来事から話します

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

企業の志望理由とは分けて答えます。業界の規模や将来性の説明から入ると、誰でも言える内容になります。関心を持った出来事は、日常の中の小さなもので構いません。

さらに、こう聞かれます

↳ほかにどの業界を見ていますか

↳その中でこの業界を選んだ理由は何ですか

回答の骨組み

✗こう言いがち:これから伸びていく業界だと考えたからです。

①原体験

関心を持つきっかけになった出来事

②気づき

そこで何を感じたか

③範囲

業界のどこまでを志望しているか

④比較

ほかの業界と見比べたうえで選んだ理由

※ 企業の志望理由とは分けて答えます。業界の説明から入りません。

No.24

当社の事業内容を説明してください

全事業を並べず、自分が志望する事業を中心に話します

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

売上構成まで暗記しなくて大丈夫です。調べきれていない部分があれば、そう伝えたうえで、志望する事業について話すほうが自然です。事業名だけでなく、誰に向けたものかを一言添えます。

さらに、こう聞かれます

↳その事業のどこに関心がありますか

↳競合と比べてどう見えますか

回答の骨組み

✗こう言いがち:3つの事業を展開されていて、売上構成は……

①対象事業

自分が志望している事業

②顧客

誰に向けたものか

③特徴

他社と違うと理解している点

④未確認

調べきれていない範囲

※ ④は正直に伝えて構いません。全事業を並べなくて大丈夫です。

No.25

就活の軸を教えてください

No.11の続き

条件を1〜2個に絞り、そう考えるようになった経験まで話します

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

条件を3つ以上並べると軸が見えなくなります。待遇だけを挙げず、仕事の進め方や関わる相手など、働き方に関わる条件を1つ入れます。そう考えるようになったきっかけを添えると、後付けに見えません。

さらに、こう聞かれます

↳その軸はいつ決まりましたか

↳当社はその軸に合っていますか

回答の骨組み

✗こう言いがち:成長できる環境と、風通しの良さと、若手の裁量です。

①軸

譲れない条件を1〜2個

②由来

そう考えるようになった経験

③除外基準

逆に、選ばない条件

④検証

志望企業がその軸に合う理由

※ 条件を3つ以上並べると、軸そのものが見えなくなります。

No.26

入社後にやりたいことを教えてください

まず対策

職種と仕事内容を具体的に。入社直後の動きまで添えます

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

「成長したいです」で止めると、どの企業でも通る内容になります。やりたい仕事を一つ挙げ、なぜそれなのかを自分の経験から説明し、入社直後にどう動くかまで触れると現実味が出ます。配属が希望どおりにならない前提で考えておくと、深掘りにも答えやすくなります。

さらに、こう聞かれます

↳希望と違う配属になったらどうしますか

↳そのために今できることは何ですか

回答の骨組み

✗こう言いがち:早く一人前になって、御社に貢献したいです。

①職種・仕事

関わりたい業務

②動機

そう考える理由を自分の経験から

③直後の動き

入社1年目にやること

④中期

数年後に担いたい範囲

⑤配属前提

希望と違ったときの考え方

※ ⑤まで用意しておくと、深掘りされても止まりません。

No.27

5年後、10年後にどうなっていたいですか

No.26の続き

役職ではなく、できるようになっていたいことを言います

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

いまの自分との差を一言添えると、具体的に聞こえます。会社の制度に合わせた回答をつくらなくて構いません。時期を細かく区切らず、大まかな方向で足ります。

さらに、こう聞かれます

↳そのために入社後に何をしますか

↳いまの自分に足りないものは何ですか

回答の骨組み

✗こう言いがち:リーダーとして、チームをまとめる存在になりたいです。

①到達点

できるようになっていたいこと

②現在地

いまできていないこと

③差分

埋めるために必要なこと

④手段

そのために取る行動

※ 役職ではなく、できることで答えます。

No.28

他社の選考状況を教えてください

事実を短く言い、志望の軸を一言添えて終えます

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

受けている業界がばらついていても構いません。「軸はこれです」と一言添えると、一貫性の説明になります。まだ受けていない場合は、これから受ける予定を言えば十分です。

さらに、こう聞かれます

↳そちらの選考はどこまで進んでいますか

↳内定が出たらどうしますか

回答の骨組み

✗こう言いがち:A社とB社とC社を受けていて、A社は二次で、B社は……

①事実

社数と、進んでいる段階

②範囲

業界がどこまで広がっているか

③軸

共通して見ている点

④状況

迷っている点があれば一言

※ 20秒で終わらせます。社名を全部並べなくて構いません。

No.29

当社は第一志望ですか

嘘をつく必要はありませんが、志望度が高い理由は具体的に言います

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

迷っている場合は、迷っている点を正直に添えます。「第一志望群です」という言い方も使われますが、そのあとに理由が続かないと形だけに見えます。

さらに、こう聞かれます

↳迷っている点は何ですか

↳内定が出たら入社しますか

回答の骨組み

✗こう言いがち:はい、第一志望です。(そのあとが続かない)

①現時点の位置づけ

正直な志望度

②理由

そう思う根拠

③保留点

迷っている点があれば

④判断材料

何が分かれば決まるか

※ ②がないと、断言しても形だけに聞こえます。

No.30

最後に何か質問はありますか

まず対策

調べても分からなかったことを、2〜3個用意しておきます

+ 回答ポイントと骨組みを見る

回答のポイント

「特にありません」で終えると、その場で話が切れます。調べれば分かることではなく、働いている人にしか分からないことを2〜3個用意しておくと安心です。答えてもらったら、なぜ聞いたのかを一言添えてお礼で締めます。

さらに、こう聞かれます

↳ほかに聞きたいことはありますか

↳いまの説明で気になった点はありますか

回答の骨組み

✗こう言いがち:特にありません。

①前置き

自分で調べた範囲

②質問

働いている人にしか分からないこと

③理由

なぜそれを聞きたいか

④締め

お礼で閉じる

※ 2〜3個用意しておきます。調べれば分かることは避けます。

もっと詳しく読む:面接の逆質問おすすめ20選 →

一次・二次・最終で聞かれることの傾向

同じ30問の中からでも、選考の段階によって聞かれやすい質問は変わることがあります。おおまかな傾向は次のとおりです。

比較項目一次面接二次面接最終面接
質問の傾向自己紹介やガクチカなど、基本的な質問が中心になりやすい一度話した経験を掘り下げる質問が増える傾向があります志望度や入社後の話に寄ることがあります
この記事のどこを見るかNo.01〜11(自分について+ガクチカ)No.12〜20(経験の深掘り)No.21〜30(志望企業について)
準備するときのポイント「まず対策」の10問を、声に出して話せる状態にするガクチカの深掘り(No.12〜16)に答えられるようにしておく志望動機と入社後の話を、他社では言えない内容にしておく

この表は、本記事の30問を選考の段階ごとに割り当てて整理したものです。実際の進め方は企業によってさまざまで、学生転職に掲載されている求人(約150件)の選考フローを見ても、面接がもっとも多いのは2回、およそ3社に1社は二次面接がありません。3回以上おこなう企業も3割ほどあります。掲載企業の顔ぶれによる偏りはあるので、段階の数はあくまで目安として見てください。

もっと詳しく読む:二次面接でよく聞かれる7つの質問と回答例 →

面接で答えにくい質問への対処法

準備していても答えに迷いやすい質問と、その場で困ったときの対処を5つまとめました。「短い言い方」は、そのまま覚えるより、自分の言葉に置き換えて使ってください。

当社は第一志望ですか

やりがちな答え

「第一志望です」とだけ答えて、理由が続かない

考え方

断言するかどうかより、そう思う理由を具体的に言えるかが見られていることがあります。迷っているなら、迷っている点を添えて構いません。

短い言い方

「現時点でいちばん志望度が高いです。◯◯の進め方が、自分の考えている働き方に近いと感じています。」

他社の選考状況を教えてください

やりがちな答え

受けている企業をすべて並べて、長く話してしまう

考え方

事実を短く伝えれば足ります。業界がばらついていても、軸を一言添えれば説明になります。

短い言い方

「3社受けていて、うち1社が二次選考まで進んでいます。人と直接関わる仕事という点で選んでいます。」

これまでで一番の挫折経験を教えてください

やりがちな答え

大きな失敗が思いつかず、無理に作った話をする

考え方

出来事の大きさは問われていないことがあります。うまくいかなかったこと、そのとき考えたこと、いま続けていることの3つで足ります。

短い言い方

「大きな挫折と言えるか分かりませんが、◯◯がうまくいかなかったことがあります。そのときは……」

質問の意味が分からないとき

やりがちな答え

分からないまま推測で話し始めて、途中で止まる

考え方

聞き返すことは減点にならないことが多くあります。どこが分からないかを具体的にすると、答えやすい形で言い直してもらえます。

短い言い方

「◯◯というのは、△△についてという理解でよろしいでしょうか。」

答えがすぐに思いつかないとき

やりがちな答え

沈黙してしまう、または関係のない話でつなぐ

考え方

少し考える時間をもらうことは伝えて構いません。無言の時間より、考えていることが伝わるほうが落ち着いて話せます。

短い言い方

「少し考える時間をいただいてもよろしいでしょうか。」

回答の組み立て方と面接前チェックリスト

30問のどれを聞かれても、話す順番はだいたい同じです。迷ったときは次の4つの順で組み立てると、聞き手が追いやすくなります。

1結論

聞かれたことに、まず一文で答えます。前置きから入ると本題が遠くなります。

▼

2理由・背景

なぜそう言えるのかを短く添えます。ここは1〜2文で十分です。

▼

3具体的な経験

実際にあった場面をひとつ。規模の大きさは問われていないことが多くあります。

▼

4仕事・企業への接続(必要な場合のみ)

その企業でどう活きるかを一言。質問によっては不要です(自己紹介・短所・逆質問などでは無理に付けなくて構いません)。

この4つは型として決まっているものではありません。順番どおりに話せていなくても、聞かれたことに答えられていれば問題ありません。

面接前に確認するチェックリスト

面接の前日か当日の朝に、この10項目を確認してください。スクリーンショットを撮っておくと、移動中にも見返せます。

自己紹介を声に出して、30秒で言い切れた

ガクチカを話したあと、深掘り3つに答えられる

長所と短所を、それぞれ別の場面で説明できる

志望動機に、その企業でしか言えない内容が1つ入っている

志望する業界と企業の理由を、分けて言える

逆質問を2〜3個メモしてある

他社の選考状況を、20秒で言える形にしてある

面接の日時・場所・接続方法をもう一度確認した

提出済みのESを読み返した

当日の持ち物と、家を出る時間を決めた

聞かれた質問を記録して、次の面接に活かす

面接が終わったら、その日のうちに聞かれた質問を書き出しておいてください。1社目はメモ帳でも足りますが、3社目、4社目と増えると、どの企業で何を聞かれたか思い出せなくなります。

聞かれた質問自分の回答次回直すこと
学生時代に力を入れたことを教えてください塾のアルバイトの話を2分ほど話した長すぎた。90秒に収める
その経験で最も大変だったことは何ですか「生徒が宿題を出さないことです」で止まったそこで何を判断したかまで話す
なぜ同業他社ではなく当社なのですか理念に共感した、としか言えなかった比べた軸を先に言えるようにする
就活管理は学生転職

面接で聞かれることに関するよくある質問

+ 面接では何問くらい聞かれますか

企業や面接の段階によって幅があり、決まった数はありません。1つの経験を長く掘られて数問で終わることもあれば、次々と話題が変わることもあります。問数を予想しても準備の役には立たないので、よく聞かれる質問から手をつけるほうが確実です。

+ 30問すべて準備する必要はありますか

その必要はありません。まず「まず対策」と表示している10問を、声に出して話せる状態にしてください。残りの20問は、骨組みを見て、自分の場合に当てはめられるか確認するだけで足ります。

+ 同じ回答を複数の企業で使ってもいいですか

自己紹介・ガクチカ・長所・短所は、企業が変わっても同じ内容で構いません。作り直す必要があるのは、志望動機と「なぜ同業他社ではなく当社か」、入社後にやりたいことの3つです。

+ なぜ長い例文が載っていないのですか

例文をそのまま覚えると、深掘りされたときに戻れなくなります。この記事では、代わりに回答の骨組みを載せました。話す順番と、それぞれの段に何を入れるかが分かれば、中身は自分の経験で組み立てられます。ガクチカのように掘られやすい質問は9段階まで分解しています。

+ 回答は暗記したほうがいいですか

文章ごと暗記すると、途中で詰まったときに戻れなくなります。話す順番と、入れたい言葉を2〜3個だけ覚えておく形のほうが、深掘りにも対応しやすくなります。

+ 面接で聞かれた質問は記録したほうがいいですか

受ける企業が増えるほど役に立ちます。どの企業で何を聞かれたか、自分がどう答えたかを残しておくと、2社目以降の準備時間が短くなります。この記事の「回答の組み立て方と面接前チェックリスト」に、記録用の表の例を載せています。

あわせて読みたい
就活管理困ってない?大手内定の先輩が作った就活管理アプリ 無料で使ってみる