「就活っていつから始めればいいの?」「周りはもう動いてるみたいだけど、自分は何もしていない…」と、就活のスケジュール感がつかめず不安を感じている28卒のみなさんも多いのではないでしょうか。
近年、就活の早期化が進んでおり、大学3年の春にはインターンの選考が始まるケースも珍しくありません。しかし、全体像を把握しておけば、焦る必要はありません。
この記事では、28卒の就活スケジュールを時系列で整理し、「いつ・何をすればいいか」を具体的に解説します。今の自分がどの段階にいるのかを確認しながら、読み進めてみてください。
28卒の就活スケジュール全体像
まずは、28卒の就活スケジュールの全体像を把握しましょう。大きく分けると、就活は以下の4つのフェーズに分かれます。
① 準備期(大学2年秋〜大学3年春):自己分析・業界研究・ES練習
② インターン期(大学3年6月〜9月):サマーインターンの応募・参加
③ 本選考準備期(大学3年10月〜2月):秋冬インターン・本選考対策・OB訪問
④ 本選考期(大学3年3月〜大学4年6月):エントリー・面接・内定
もちろん、企業や業界によってスケジュールは前後します。外資系やベンチャー企業は選考が早く、大学3年の秋には内定が出ることもあります。一方、日系大手企業は政府の就活ルールに沿って大学3年の3月に情報解禁、6月に選考開始というパターンが多いです。
いずれにしても、早めに動き出しておくことで選択肢が広がります。以下、各フェーズで何をすべきかを詳しく見ていきましょう。
フェーズ①:準備期(大学2年秋〜大学3年春)
就活の土台を作る時期です。この段階では、選考に直接関わる作業というよりも、「自分を知る」「世の中を知る」ための準備に集中しましょう。
自己分析を始める
最初に取り組むべきは自己分析です。過去の経験を振り返り、自分の価値観・強み・弱みを言語化していきます。
この時期に完璧に仕上げる必要はありません。まずは「自分はどんなときにやりがいを感じるか」「どんな環境で力を発揮しやすいか」をざっくり整理しておくだけでも、後の企業選びがスムーズになります。
業界研究を始める
自分の興味や価値観が見えてきたら、それに合いそうな業界をリサーチします。最初から絞り込む必要はなく、3〜5つの業界を広く調べてみましょう。
業界研究の方法としては、業界地図や就活サイトの業界特集を読む、企業の採用ページを見る、合同説明会に参加する、などがあります。この段階では「なんとなく面白そう」くらいの感覚で大丈夫です。
ガクチカ・ESの下書きを始める
自己分析と並行して、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)の下書きにも着手しておきましょう。いきなり完成版を書く必要はなく、エピソードの素材を整理しておくイメージです。
インターンの選考が始まるとESの提出が求められるため、事前に素材を準備しておくと慌てずに済みます。

フェーズ②:インターン期(大学3年6月〜9月)
大学3年の夏は、就活において最初の大きな山場です。多くの企業がサマーインターンを実施し、ここでの経験が本選考に直結するケースも増えています。
サマーインターンに応募する
サマーインターンの情報は、大学3年の4〜5月頃から就活サイトや企業の採用ページで公開され始めます。人気企業はエントリー締切が早いため、気になる企業は早めにチェックしておきましょう。
応募にはESの提出やWEBテストの受験が必要な場合が多いです。本選考さながらの選考プロセスを経験できるため、「就活の予行演習」として非常に有効です。
インターンで得るべきもの
インターンに参加する目的は、単に「参加した実績を作る」ことではありません。以下の3つを意識すると、就活全体に活きる経験になります。
業界・企業の理解を深める:実際の業務に触れることで、Webサイトや説明会だけではわからないリアルな情報が得られます。
自分の適性を確かめる:「この仕事は自分に合っている」「思っていたのと違った」という気づきは、企業選びの軸を磨くうえで貴重です。
社員や他の就活生とのつながりを作る:インターンで出会った社員にOB訪問を頼んだり、同じ業界を目指す仲間と情報交換したりすることで、就活の幅が広がります。
インターンに落ちても大丈夫
サマーインターンの選考は倍率が高く、落ちること自体は珍しくありません。落ちた経験を次に活かすことが大切です。ESのどこが弱かったのか、面接でどこにつまずいたのかを振り返り、秋冬のインターンや本選考に向けて改善していきましょう。
フェーズ③:本選考準備期(大学3年10月〜2月)
夏のインターンを終えたら、本選考に向けた本格的な準備期間に入ります。この時期にやるべきことは多岐にわたりますが、優先順位をつけて一つずつ進めていきましょう。
秋冬インターンに参加する
サマーインターンに参加できなかった人や、さらに多くの企業を見たい人は、秋冬インターンも活用しましょう。1dayのものからある程度長期のものまで幅広くあります。
秋冬インターンは、サマーに比べて参加者が少ないぶん、社員との距離が近くなりやすいのが特徴です。より深い企業理解につながることも多いので、積極的に参加してみてください。
OB・OG訪問を行う
志望度の高い企業については、OB・OG訪問を通じてリアルな情報を集めましょう。実際に働いている先輩社員の話を聞くことで、企業の雰囲気や仕事内容への理解が格段に深まります。
OB・OG訪問は、志望動機の説得力を高めるうえでも非常に有効です。「OB訪問で○○さんから伺った話がきっかけで、御社を志望するようになりました」と面接で話せると、他の就活生との差別化になります。
WEBテスト・SPI対策を進める
本選考ではWEBテストやSPIの受験を求められる企業が大半です。対策が不十分だと、ESが通ってもテストで落ちてしまうことがあります。
この時期から問題集に取り組み、出題パターンに慣れておきましょう。毎日30分でも継続すると、本番までに十分な実力がつきます。
面接対策を始める
面接は「慣れ」が大きく影響するため、早めに練習を始めておくと安心です。友人同士での模擬面接や、大学のキャリアセンターが提供する面接練習サービスを活用しましょう。
面接で聞かれる定番質問(自己PR・ガクチカ・志望動機・短所と長所など)については、自己分析の結果をもとに回答を準備しておきます。暗記するのではなく、「何を伝えたいか」の骨子を押さえておくのがポイントです。

フェーズ④:本選考期(大学3年3月〜大学4年6月)
いよいよ本選考が始まります。大学3年の3月に企業の採用情報が一斉に解禁され、エントリーシートの提出が始まります。6月からは面接が本格化し、早い企業では6月中に内定が出ます。
エントリーは「広く、戦略的に」
エントリーする企業数に正解はありませんが、一般的には20〜30社程度にエントリーし、そこから10社前後に絞り込んで本選考を進める就活生が多いです。
第一志望群だけでなく、業界を分散させてエントリーしておくと、万が一の際にリスクヘッジになります。ただし、数を増やしすぎるとES作成や面接対策が追いつかなくなるため、自分のキャパシティに合わせて調整しましょう。
面接は「場数」で伸びる
面接を最初から完璧にできる人はほとんどいません。最初の数社は緊張して思うように話せないことも多いですが、回数を重ねるうちに自然と慣れてきます。
第一志望の企業の面接をいきなり受けるのではなく、先に練習として他社の面接を受けておくのも有効な戦略です。面接後は必ず振り返りを行い、改善点を次に活かすサイクルを回しましょう。
内定後の対応
内定をもらったら、承諾期限を確認しつつ、他に選考中の企業がある場合は慎重に判断しましょう。複数の内定を持っている場合は、自己分析で定めた就活の軸に立ち返って比較すると、後悔しない決断がしやすくなります。
辞退する企業には、できるだけ早く丁寧に連絡するのがマナーです。
就活スケジュールでありがちな失敗3選
① 「まだ早い」と準備を先延ばしにする
就活は想像以上に早く動き出します。「大学3年になってから」と思っていたら、周りはすでにインターンの選考を受けていた…というケースは珍しくありません。自己分析や業界研究は、大学2年からでも始められます。
② 一つの企業に絞りすぎる
「第一志望しか受けない」という姿勢は危険です。どんなに優秀な就活生でも、選考結果は運やタイミングに左右されます。複数の企業を並行して受けることで、精神的な余裕も生まれます。
③ スケジュール管理が雑になる
ESの締切、WEBテストの期限、面接日程…と就活には管理すべき情報が大量にあります。手帳やスプレッドシートで管理する人もいますが、抜け漏れが起きやすいのが難点です。専用のツールを活用して一元管理するのがおすすめです。
就活管理は「学生転職」で一元化しよう
就活のスケジュール管理で悩んでいるなら、就活管理アプリ「学生転職」を活用してみてください。
学生転職は、ES管理・面接日程・企業研究メモ・選考の進捗管理など、就活に必要な情報をすべて一つのアプリで管理できるプラットフォームです。すべての機能が無料で利用でき、28卒の就活生を中心に多くのユーザーに利用されています。
エントリー状況をひと目で確認できるダッシュボード機能があるので、「あの企業のES締切いつだっけ?」「次の面接はいつだっけ?」と焦ることがなくなります。スケジュール管理に時間を取られず、本来やるべき対策に集中できるのが大きなメリットです。
就活は情報管理の勝負でもあります。早い段階からツールを導入しておくことで、選考が本格化したときにもスムーズに対応できます。
まとめ
28卒の就活スケジュールは、大きく「準備期→インターン期→本選考準備期→本選考期」の4フェーズに分かれます。
すべてを完璧にこなすことではなく、今の自分がどのフェーズにいるのかを把握し、次にやるべきことを一つずつ進めていくことが大切です。
まだ何も始めていない人は、まず自己分析から始めてみてください。すでにインターンに参加した人は、その経験を振り返って本選考の準備に活かしましょう。
就活は長丁場です。焦らず、自分のペースで着実に進めていきましょう。



