記事一覧に戻る
就活

新卒の履歴書にアルバイト歴は書く?職歴欄の書き方と記入例8選

履歴書にアルバイト歴は書く?と書かれた記事のサムネイル。履歴書とペンを持つキャラクターのイラスト。
---
2分

新卒の履歴書にアルバイト歴を書くかは、応募先の指定によって決まります。

  • 「アルバイトを含む職歴」と書かれていれば、職歴欄に記入する
  • アルバイト経験の専用欄があれば、その欄に書く
  • 指定がなければ、すべてを職歴欄へ並べる必要はない

職歴欄へ書く場合は、勤務先の正式名称、働いた期間、雇用形態を事実どおりに記載します。正社員として働いたように見えないよう、「アルバイト」と明記してください。

この記事では、アルバイト歴を書くか決める方法と、職歴欄の基本的な書き方を紹介します。記入例は、現在も働いている場合から、掛け持ちや短期・単発、長期インターンまで8件そろえました。

新卒の履歴書にアルバイト歴は書く?

まず、募集要項や提出フォームに、アルバイト歴の記載条件が書かれていないか確認します。書き方は、次の3つに分かれます。

応募先の状況職歴欄の書き方
アルバイトを含む勤務歴の記載を求められている実際の勤務先と期間を、指示どおりに書く
「アルバイト経験」などの専用欄があるその欄へ記入する。職歴欄へ同じ内容を二重に書かなくてよい
特に指定がない職歴欄へ書くなら雇用形態を明記する。書かない場合は自己PRやガクチカで伝える

記載の指定がなければ、すべてのアルバイト歴を職歴欄へ並べる必要はありません。職歴欄へ書く場合は、勤務先、期間、雇用形態を簡潔に記載します。仕事内容や工夫を詳しく伝えたい場合は、自己PRやガクチカを使います。

応募先の指定を見る場所

  • 募集要項と応募ページ
  • 採用マイページと企業から届いたメール
  • 実際に提出する履歴書や入力フォーム

応募先から書式の指定がなければ、大学で配布されている履歴書や、厚生労働省の履歴書様式例を使えます。どの書式を選んでも、アルバイト歴を書くかは応募先の指示や欄の内容を見て決めます。

履歴書の職歴欄にアルバイトを書くときの基本

紙やPDFの履歴書で、職歴欄を書くときの基本は6つです。

  1. 学歴と職歴を分けて書く 厚生労働省の様式例では、欄の名前が「学歴・職歴(各別にまとめて書く)」になっています。学歴を書き終えたら1行あけ、「職歴」と見出しを入れてから勤務先を並べます。
  2. 西暦か和暦のどちらかに統一する 学歴、職歴、免許・資格で表記がそろっていないと、前後関係が読みにくくなります。
  3. 雇用主の正式名称を書く 店名ではなく、雇用契約を結んだ会社名を書きます。配属先の店舗名は、会社名のあとに続けます。
  4. 「アルバイト」と明記する 「入社(アルバイト)」のように書きます。書かないと、正社員として働いていたと読まれることがあります。
  5. 在職中か退職済みかを書く 辞めていれば退職の年月を、続けていれば「現在に至る」と書きます。
  6. 紙やPDFの履歴書では最後に「以上」と書く 書き終えた次の行の右端に入れます。Webフォームでは不要なこともあります。

一般的な履歴書では、学歴も職歴も古いものから順に並べます。応募先から書き方を指定されている場合は、その形式に合わせてください。

書ける行数には限りがあります。応募先からすべての勤務歴を求められている場合は、行が足りないことを理由に省略せず、別紙や追加の入力欄が用意されていないかを確認してください。

勤務先の会社名が分からないとき

コンビニや飲食店、フランチャイズの店舗では、店名と雇用主の会社名が違うことがあります。求人アプリの名前も雇用主ではありません。会社名が分からない場合は、次のどれかで確認できます。

  • 雇用契約書
  • 給与明細
  • 源泉徴収票
  • 雇用条件通知書
  • 勤務先への確認

アルバイト歴の記入例8選

以下は書き方を示す例です。年月、会社名、店舗名は、自分の勤務記録に置き換えてください。

例1|学歴から職歴までを通して書く

この例を使う場面
学歴と職歴を同じ欄にまとめて書く、一般的な履歴書を使う場合。
職歴欄の完成例
学 歴
20〇〇年3月〇〇県立△△高等学校 卒業
20〇〇年4月〇〇大学 △△学部 □□学科 入学
20□□年3月〇〇大学 △△学部 □□学科 卒業見込み
職 歴
20△△年5月株式会社〇〇 △△店 入社(アルバイト)
現在に至る
以上
書くときのポイント
在学中なら学歴の最後は「卒業見込み」です。学歴と職歴の間は1行あけます。勤務が続いている場合は「現在に至る」を入れ、その次の行の右端に「以上」と書きます。

例2|現在も1社で働いている

この例を使う場面
アルバイト先が1社で、応募の時点でも勤務を続けている場合。
職歴欄の完成例
職 歴
20〇〇年4月株式会社〇〇 △△店 入社(アルバイト)
  接客および商品管理を担当
現在に至る
以上
書くときのポイント
店名だけでは仕事内容が伝わらないときは、担当業務を1行だけ添えられます。それ以上の内容は自己PRやガクチカへ回します。

例3|1社を退職している

この例を使う場面
アルバイトをすでに辞めていて、応募の時点では働いていない場合。
職歴欄の完成例
職 歴
20〇〇年4月株式会社〇〇 △△店 入社(アルバイト)
20△△年3月株式会社〇〇 △△店 退職
以上
書くときのポイント
退職理由を職歴欄へ長く書く必要はありません。契約期間が決まっていた場合は「契約期間満了により退職」と書けます。応募先から書き方を指定されているときは、その形式に合わせてください。

例4|複数のアルバイトを順番に経験した

この例を使う場面
1社を辞めてから次の勤務先で働いた、期間が重なっていない場合。
職歴欄の完成例
職 歴
20〇〇年6月株式会社〇〇 △△店 入社(アルバイト)
20△△年8月株式会社〇〇 △△店 退職
20△△年9月株式会社□□ ◇◇支店 入社(アルバイト)
20□□年3月株式会社□□ ◇◇支店 退職
以上
書くときのポイント
古い順に並べ、退職の行にも会社名を入れると、どの勤務先の話かがすぐ分かります。すべての勤務歴を求められている場合は、件数が多くても省略しません。

例5|複数のアルバイトを掛け持ちしている

この例を使う場面
2社以上で同じ時期に働いていて、勤務期間が重なっている場合。
職歴欄の完成例
職 歴
20〇〇年4月株式会社〇〇 △△店 入社(アルバイト)
20△△年5月株式会社□□ ◇◇店 入社(アルバイト)
20□□年2月株式会社□□ ◇◇店 退職
株式会社〇〇 △△店 現在に至る
以上
書くときのポイント
行ごとに会社名を書いておくと、どちらを辞めてどちらを続けているかが読み違えられません。最後の行にも会社名を入れて、在職中の勤務先をはっきりさせます。

例6|短期・単発のアルバイトがある

この例を使う場面
数週間から数か月の短期アルバイトを経験した場合。
職歴欄の完成例
職 歴
20〇〇年8月株式会社〇〇 入社(短期アルバイト)
20〇〇年9月株式会社〇〇 契約期間満了により退職
以上
書くときのポイント
期間が決まっていた仕事は「契約期間満了により退職」と書けます。日単位の単発やスキマバイトは、この形でまとめられないことがあります。

単発・スキマバイトでは、勤務のたびに雇用主が変わる場合があります。書くときは求人アプリの名前ではなく、実際に雇用契約を結んだ相手を確認してください。雇用主が異なる勤務を、1社の続いた職歴としてまとめることはできません。すべての勤務歴を求められている場合は、応募先が指定した方法で回答します。記載を求められていない場合は、単発の勤務をすべて職歴欄へ並べる必要はありません。単発の仕事で経験した業務や工夫を伝えたいときは、自己PRやガクチカで具体的なエピソードとして説明します。

例7|長期インターンを経験した

この例を使う場面
長期インターンで、企業とアルバイト雇用の契約を結んで働いていた場合。
職歴欄の完成例
職 歴
20〇〇年4月株式会社〇〇 入社(アルバイト)
  長期インターンとしてマーケティング業務に従事
20△△年9月株式会社〇〇 退職
以上
書くときのポイント
職歴欄に書くのは契約書どおりの雇用形態で、「長期インターン」は担当していた経験の説明にあたります。担当業務は1行程度にとどめ、工夫や成果は自己PRやガクチカ、職務経歴書で伝えます。

業務委託契約だった場合は、「入社」「アルバイト」とは書きません。記載するなら「株式会社〇〇 業務委託として参画」のように、契約内容に合う言葉を使います。雇用契約のない仕事体験や短期インターンを「入社」と書くこともできません。インターンの内容を詳しく伝えたいときは、新卒でも職務経歴書は必要?長期インターン経験を活かす書き方と活用法もあわせて確認してください。

例8|職歴欄に「なし」と書く

この例を使う場面
働いた経験がない場合や、企業が正社員としての職歴だけを求めている場合。
職歴欄の完成例
職 歴
なし
以上
書くときのポイント
就業経験がない場合は、紙の履歴書で「なし」と記載する書き方があります。企業が正社員経験だけを求めている場合は、「なし」または「該当なし」とします。アルバイトを含む勤務歴を求められている場合は、実際の勤務先を記入してください。Webフォームでは、表示された選択肢に従います。

職歴欄と自己PRの書き分け

同じアルバイト経験を複数の欄で使ってかまいません。職歴欄には勤務の事実を短く書き、自己PRでは自分の行動や強みを伝えるというように、欄の目的に合わせて中身を変えます。

書く場所主に書く内容役割
履歴書の職歴欄勤務先、期間、雇用形態、必要に応じて業務概要どこで、いつ働いたかを短く示す
アルバイト経験欄企業から指定された勤務先、期間、担当業務質問された内容へ答える
自己PR強み、取った行動、入社後の活かし方自分の強みを伝える
ガクチカ課題、行動、結果、学び学生時代の経験を具体的に伝える
職務経歴書担当業務、役割、成果、使用したツール実務経験を詳しく伝える

アルバイト経験から自己PRを組み立てる手順は、自己PR 書き方ガイド|学生が書きやすい4ステップ構成で紹介しています。

Webフォームに入力するときの書き方

採用マイページやWebフォームへ直接入力する場合は、表示された項目に沿って入力します。勤務先、在籍期間、雇用形態が別々の欄に分かれていれば、「現在に至る」「以上」を加える必要はありません。送信後に見返せるよう、PDFやスクリーンショットで控えを残しておきます。

  • 項目名と入力条件に従う 「勤務先」「在籍期間」「雇用形態」が別々の欄に分かれていれば、その区切りのとおりに入力します。文字数の上限があるときは、勤務先名と期間を優先します。
  • 雇用形態を選択または記入する 選択肢があればその中から選び、自由入力なら「アルバイト」と書きます。
  • 「現在に至る」「以上」が不要な形式もある 入力欄が行ごとに分かれている場合は、入れないほうが読みやすくなります。
  • 送信前に控えを残す PDF保存やスクリーンショットを残しておくと、面接前に自分が書いた内容を見返せます。

履歴書を提出する前のチェック項目

提出前に見直す14項目
  • 応募先が指定する書式を使っている
  • アルバイト歴の記載条件を確認した
  • 学歴と職歴を分けている
  • 西暦か和暦に統一した
  • 実際の雇用主の正式名称を書いた
  • アルバイトであることが分かる
  • 入社年月と退職年月が正しい
  • 現在勤務中か退職済みか分かる
  • 短期・単発の仕事では実際の雇用主を確認した
  • 長期インターンでは契約形態を確認した
  • ESやプロフィールと勤務期間が一致している
  • テンプレートの会社名や年月が残っていない
  • 職歴欄へ自己PRを長く書き込んでいない
  • 紙の履歴書では「現在に至る」「以上」の位置を確認した
アルバイト経験をプロフィールにまとめる
勤務期間や担当業務をまとめておくと、自己PRやスカウト用の情報を作るときにも見返せます。就活管理アプリ『学生転職』では、履歴書に加えて職務経歴を登録できます。
プロフィールを登録する

履歴書のアルバイト歴に関するよくある質問

新卒の履歴書にアルバイト歴は必ず書きますか
企業が記載を求めている場合や、アルバイト経験の専用欄がある場合は、その指示に従います。すべての新卒就活生が必ず職歴欄へ書くという共通ルールはありません。
応募先から指定がない場合は、アルバイト歴を書きますか
指定がない一般的な履歴書では、アルバイト歴を必ず職歴欄へ書く必要はありません。書く場合は「アルバイト」と明記します。経験の中身は自己PRやガクチカで伝える方法もあります。
何か月以上働いていれば職歴欄へ書けますか
全国共通の期間基準はありません。勤務期間の長さだけで決めず、応募先の指定と提出する書式を見て判断します。
高校時代のアルバイトも書きますか
企業からすべての勤務歴を求められている場合は記載します。指定がなければ、いまの応募で伝える必要がある経験かどうかで決めます。
短期バイトや単発バイトも書きますか
企業がすべての勤務歴を求めている場合は記載します。単発の勤務を書くときは、求人アプリの名前ではなく実際の雇用主を確認してください。
現在もアルバイトを続けている場合はどう書きますか
勤務を始めた年月と勤務先を書き、紙の一般的な履歴書では最後に「現在に至る」と入れます。
複数のアルバイトはすべて書きますか
企業がすべての勤務歴を求めている場合は省略しません。指定がなければ、欄の広さと、いまの応募で伝えたい経験を見て選びます。
長期インターンはアルバイト歴として書けますか
まず契約形態を確認します。アルバイト雇用なら「アルバイト」と明記できます。業務委託や、雇用契約のないインターンを「入社」と書くことはできません。

まとめ|アルバイト歴を書くときの要点

アルバイト歴を職歴欄へ書くかは、応募先の指定を見て決めます。勤務期間の長さだけで決める必要はありません。書く場合は、正式な会社名、働いた期間、雇用形態を正確に記載します。

職歴欄では勤務の事実を短く示し、工夫や成果は自己PRやガクチカへ回します。提出する前に、エントリーシートやプロフィールと勤務期間がそろっているかを確かめてください。

出典

出典の確認日:2026年9月25日

関連記事
就活管理困ってない?大手内定の先輩が作った就活管理アプリ 無料で使ってみる