高校生でも起業は可能なのか?
高校生のみなさんは、起業してみたいと思ったことはありますか?
起業とは、自らビジネスを立ち上げ、学業と並行しながら新しいビジネスを企画・運営することです。
起業に対して「難しそう...」「何をすればいいか分からない」と思っている方も多いと思います。
高校生が起業するとなれば、さらにハードルが高いと思われるでしょう。
しかし、高校生のうちから起業することで、たとえ失敗したとしても、何度でもやり直すことが可能です。
また、起業経験から得られる学びも多く、その後の人生で大いに有利になるはずです。
この記事では、高校生で起業するポイントやその手順について解説します。本文を参考にしながら、ぜひとも起業について検討してみてください。
高校生が起業する際のポイント
まずは、起業のポイントについて解説します。高校生ならではの立場や状況をふまえて、起業するメリットを理解しましょう。
お金をかけすぎずに小さく始める
高校生が起業をする際、最初から大きな資金を投入するのはリスクが高いため、できるだけお金をかけずに小さくスタートすることが大切です。
例えば、動画編集やデザインなどのスキルを身につけて案件を受注するなど、在庫を持たなくてもいいビジネスは始めやすいと言えるでしょう。
小さく始めることで、失敗しても損失を最小限に抑えることができ、改善を重ねながら成長させていくことができます。
サポートが受けられる環境を整える
起業は一人で全てを行うのではなく、周囲からサポートを受けられる環境を整えることが大事です。高校生であれば、親や教師、地域の起業支援団体などからアドバイスを受けることが可能です。
特に、法的手続きや税務に関しては専門的な知識が必要なため、信頼できる大人のサポートがあれば心強いでしょう。
また、同じ志を持つ仲間やメンターを見つけることも重要です。起業コンテストやワークショップに参加することで、他の起業家や投資家とのつながりを築き、アドバイスを得る機会を増やすことができます。
自分のやりたいことや得意なことを自覚する
起業において成功するためには、自分が何をやりたいのか、得意なことは何なのかをしっかりと自覚することが大事です。
情熱を持てる分野でビジネスを展開すると、困難な時期でもモチベーションを保ちやすくなり、継続的に取り組む原動力となります。
高校生が起業するための5ステップ
次に、起業の手順について解説します。まずは大まかな流れを理解し、難しく考えすぎないようにしてみてください。
ビジネスアイデアを考える
高校生が起業を始める際、最初に重要なのはビジネスアイデアを考えることです。自分の興味や得意分野をもとに、どのようなサービスや商品が社会や周囲に必要とされているのかを考えることが大事です。
身近な問題やニーズに注目し、家族や友人の困りごとを解決するアイデアから、ビジネスチャンスを見出すことができる場合もあります。
ビジネスモデルを構築する
アイデアが決まったら、次にビジネスモデルを構築する段階に進みます。ビジネスモデルとは、どのように収益を得るかを定義したもので、ターゲット、提供する価値、収益源、コストなどを含めた計画を立てる必要があります。
たとえば、ターゲットとなる顧客層が誰なのか、その顧客にどのような価値を提供するのかを具体的に考えます。
また、どのようにして利益を上げるかも重要です。商品やサービスの価格設定、コストを抑える方法、集客方法などを考慮し、収益性が確保できるかをシミュレーションしてみることがポイントです。
リサーチを行う
ビジネスモデルを作ったら、次はリサーチを行いましょう。
自分が狙う市場には、どのような顧客がいるか、その顧客が何を求めているかを分析することで、より的確な価値提供が可能となります。
また、競合調査も重要です。同じ業界や似たビジネスを展開している企業がどのような戦略を取っているかを理解し、差別化できるポイントを見つけることで、自分のビジネスが受け入れられやすくなります。
ビジネスをスタートする
リサーチが終わったら、いよいよビジネスをスタートする段階です。まずは、ビジネスを始めるために必要な手続きを行いましょう。
個人事業主として開業届を提出したり、法人化する場合は法務局で登記手続きを行ったりします。
初めから法人化する必要性は低いため、最初は個人事業主として開業届を提出するだけでも大丈夫です。開業届を提出することで、確定申告の際に青色申告が可能となり、節税対策につながります。
営業や集客を行う
次に必要なのが、営業や集客です。自分が行うビジネスの存在を知ってもらうことで、商品やサービスの購入を促します。
自分が提供する商品やサービスに価値を感じる層を理解し、売り込むことが大切です。最初は、クラウドソーシングサイトやSNSなどを活用し、顧客を探してみましょう。
高校生が起業する際の注意点
高校生が起業する際の注意点について解説します。高校生という立場だからこそ注意しなければいけないこともあるため、参考にしてみてください。
親の同意を得る
高校生が起業する際に重要なのが、親の同意を得ることです。個人事業主として開業届を提出したり、ビジネスに関する契約を結ぶ際には親のサポートが必要になることも多いでしょう。
円滑に起業の手続きをするためにも、親からの理解を得る必要があります。
銀行口座を開設する
起業をする際には、銀行口座を開設しましょう。取引先からお金を振り込んでいただく際に、銀行口座を提示する必要があります。
また、未成年者が銀行口座を開設する際には、通常の手続きに加えて、親権者の同意書や身分証明書の提出が必要になる場合があります。
確定申告を忘れずに行う
ビジネスを運営して収益が上がると、税務上の手続きとして確定申告を行う必要があります。個人事業主としてビジネスを行う場合、年に一度の確定申告が義務づけられており、事業で得た利益に対して所得税や住民税が発生します。
収入がある程度を超えると、申告をしないと脱税とみなされるリスクがあるため、正確にお金の出入りを管理し、申告を忘れずに行うことが重要です。
高校生だからこそチャレンジしよう!
今回は、高校生が起業するポイントやその手順について解説しました。
高校生による起業は、たとえ失敗したとしても、自身の成長に大きくつながります。また、若いほど応援されやすい傾向があるため、サポートしてくれる人も多いでしょう。
もし、起業する前に実務経験を積みたいという方は、長期インターンシップもおすすめです。長期インターンシップとは、学生のうちから、実際の企業で業務を行うことができる制度です。
通常は大学生を対象としていますが、中には高校生のうちから始めている人もいます。実際の企業で業務経験を積むことができれば、知識やスキルを得るだけでなく、働くことへの理解も深まるでしょう。
最後に、起業に興味がある方は、何度でもやり直しがきく今のうちに挑戦してみてください。応援しています!



